<さくら学院卒業式に思う> 燃え尽きた菊地最愛 | ベビメタ・ラブ <BABYMETAL LOVE>

ベビメタ・ラブ <BABYMETAL LOVE>

メタル世代より少し年上のロック世代からのベビメタ愛ブログです!
BABYMETALについて思いきり主観で書いてますがご容赦を!

先日のブログ<ゆいもあ卒業へのカウントダウン②  華ちゃんと友那乃ちゃんのゆい・もあへの思い>に、音楽ナタリーでの華ちゃんと友那乃ちゃんのインタビューについて書きました。

華ちゃんと友那乃ちゃんは、BABYMETALで世界中を駆け回るゆいちゃん、もあちゃんへのうらやましさと悔しさを正直に話し、それでも二人を応援して留守を守ろうとする思いに心打たれました。


その一方で、ゆいちゃん、もあちゃんも、長期離脱して申し訳ない気持ちでいっぱいだったと思います。学院生たちが、今年度は一つにまとまるまでに時間がかかった、とよく口にしていましたが、ゆい・もあの長期離脱の影響は間違いなく大きかったと思われます。


BABYMETALのワールドツアーのため、TIF2014イベントに出られなくて、ゆいちゃんがツアー中の北米のバスの中で泣いた、という話は、さくら父兄とベビメタメイトの涙を誘った有名な話です。

しかし、生徒会長でありながら、さくら学院の活動も後輩の指導も、今までの生徒会長ほどにはできなかったもあちゃんは、一年を通してずっと苦しみ続けたのではないでしょうか。



今週のLoGIRLで森先生が話したもあちゃんについての話は、もあちゃんがきっと生徒会長として苦しんだのではないかと想像させるものでした。
そして、おそらく多くの菊地最愛ファンの心を呼吸困難になるくらい締め付けた話だったのではないかと思います。

森先生『菊地はBABYMETALをやりながら、さくら学院の生徒会長もやっている。自分のことを完璧にやりながら、君たち下級生の面倒もみてる。休んでないんだ。』

『オレがはじめてのライブであがっているときに、菊地が俺への手紙を書いてくれた。小5の時点でだよ。森先生一緒にがんばりましょうねって。俺への気遣いなんていらないのに。あいつは背負い込んでいるよ。言っていいのかな?あいつ昨日20分しか寝てないって聞いた。それだけ燃え尽きたんだ。』

『嬉しいし、いいけど、もっと自分のために時間を使ってくれればいい、本当に重荷を少しでもとりたいという気持ちがあって。オレ、あの手紙からずっとアイツはそうだって思ってた。』


森先生は、巻きが入って言えなかったけど、本当は卒業式でこの事が言いたかった、とも言ってました。


燃え尽きた菊地最愛。
ずっともあちゃんを5年間、近くで見続けてきた森先生の言葉だけに重いです。

本当は生徒会長としてもっと完璧にやりたいこともあった。けど、BABYMETALという課外活動で時間が足りなくてやれなかった。
それが、寝る時間も惜しんでの最後の卒業式パフォーマンスになったのではないでしょうか。

もあちゃんはさくら学院日誌でも、一番多く日誌を書いています。
最近の日誌を見ると、とても手間暇のかかる日誌が多いことに気づきます。


2015年3月26日 RTG 2014 ~ Be ambitious, Memorial Summit ~
直近のこの日誌には大量の写真を貼り付けてます。


2015年3月16日 パーカー
そのちょっと前のこの日誌には、自分の持ってる何種類ものパーカーを身につけた写真をいちいち撮って編集しています。


どれもファンである父兄さんたちに、少しでも多く喜んでもらおうとする、もあちゃんならではのサービス精神が溢れています。

いつも自分のことより周囲の人々やファンを気遣うもあちゃん。
いじらしくてたまりません。
いつもスーパーもあちゃんになりたいと言ってたけど、もう十分にスーパーもあちゃんじゃないかと思ってしまいます。
でも、本人は満足していないので、もっともっとスーパーなもあちゃんを目指すのでしょう。



卒業式の最後にもあちゃんは、生徒会長として言いました。
「卒業したくないと思うけど、さくら学院は温かくて、父兄の皆さんもただいま!って帰ってこれる場所を作ってくださってるので、私たちも見守っていきたい。父兄さんも2015年度のさくら学院を見守っていただけると嬉しいです。」


今年の卒業式は、彩未ちゃんやすぅちゃんの卒業式に比べ、在校生も卒業生も笑顔が多く、明らかに涙は少なくなりました。それは感動が少なかったからではありません。もあちゃんが言うように、さくら学院は、もう卒業生がいつでもただいま!って帰ってこれる場所になっているからでしょう。
この卒業式にも、これまでの卒業生が全員勢ぞろいしました。本当に絆の強いグループなのです。


そして菊地最愛生徒会長は、最後にマイク無しで「さくら学院最高!ありがとうございました!」と叫び、この感動の卒業式を締めくくりました。



もうすぐBABYMETALのワールドツアーが始まります。今年も、菊地最愛にはMOAMETALとしてのビッグステージが待っています。
でも生徒会長の重圧から解放されたんだから、もあちゃんには、もうあんまり背負い込まずに、ぜひMOAMETALとしての瞬間を楽しんでほしいな、と思います。

あと、今年はスイスとかイタリアとか女の子が好きそうな場所にも行くんだから、ちょっとは気晴らしに観光やグルメを楽しませてあげてほしいな。ね、アミューズさん!