この状態が小学校3年ぐらいまで続いてしまうと次に迎える10歳の壁を乗り越えることが非常に難しくなってしまいます。10歳の壁はどうしても乗り越えないとその先が非常に困難を抱えることになります。
 例えば、中学校になると数学などで高度な論理性を求められる問題である証明問題(三角形の合同の証明)、√が出てくる平方根の問題などは何を言っているのかさっぱり解らないということが出てきます。
 また、高校受験で選択肢が狭いものになってしまう。たとえ高校に入っても赤点ばかりとってしまうことが考えられます。実際最近そういったご相談が増えてきています。
 そうならないためにも、小学校へ入学する前に言葉の遅れや社会性の問題は解決しておくことが必要になります。そのためには早い段階からのアプローチが必要になります。壁を乗り越えるためにはできるだけ早い段階からの指導を進めていくことが必要になってきます。
 ただし、闇雲に指導してもすぐに限界に達してしまいます。これには方法論があります。子どもさん状態をよく見て、今、必要としている支援は何なのかを見極めて支援をしないと逆効果を招きかねません。