<国会/地方議員について>
先日、名古屋で選挙がありました。
市議会の解散を問う住民投票では、名古屋市長が掲げた議員の報酬半減が目玉でした。
結果は、賛成多数で議会は解散し出直し選挙が今後あるそうです。
議員さんって、各地方議員でそれぞれ違うのですが、前述の名古屋市では年収1,600万だそうです。
高いですね~(*_*)
それを半減するとなると、800万!十分じゃないですか!
私の妻の田舎、岩手のとある町では市長が900万くらいで、議員は500万くらいでした。
地方ですから、逆に言うともっと少なくてもいいのでは?と思います。
国会議員では役職によって変わりはありますが、一般議員で2,300万と言われています。
半分でよくないですかね??(+_+)
そもそも、議員さんに聞きたいです!
「何故、国会/地方議員になったのですか?」と。
きっと、皆さん口をそろえて国のため、地方のために、、というでしょうね。
で、あれば、一般的レベルの給料でもいいと思えないものでしょうか、と疑問を持つのは私だけではないと思います。そもそも、国、地方のためになら、何故自らの給料に手をつけずに、あーでもない、こーでもないという議論ができるのか、それが気になります。
今の日本は世襲議員と呼ばれる議員さんが横行しています。
世襲議員とは、親から受け継ぐ応援者によって当選する議員さんです。
つまりは、自らはそれほど議員になりたいと思っていなくても、周りの支援者が「そろそろ」って言われると、じゃーいくか、ってことになって勉強はそこそこしていても金はいらないから議員になるんだ!っていう思いとは別に議員になってしまうので、金をもらいたくなる。
または、地盤がない人が支援を確保するためには、やはり金がかかる。だから、議員の年収については口を閉ざすというのが流れなんでしょうね。
なんとも言えない構造ですが、ここを正さないと日本のいい未来はないですね?
だからこそ、名古屋や大阪の「地域政党」っていうのはありだと思うんです。
自らこそが”手”を挙げる!
お金はいらないとまでは言わないが、今の給料(たとえば大都市であれば、名古屋のように800万くらいで地方であれば、500万~600万、都/県会議員は1000万、国会議員は1200万)からの半減をして一律性にすべきです。
それに準じられない人は、「どうぞお辞めください」でいいと思うんです。
名古屋市長の河村市長が言っていました。「半減してもやりたい人はなんぼでもおる」と。
ほんと、そうですよ、地盤がある人が担ぎ出され、能力がある、ないを判断できずに勝手に当選している現状からみれば、本当にやりたい人が勉強し市民の声を聞き、それを議会で議論する。これが本当の議会であって、政治であると思うのです。
他国でもある程度は同じ状況が存在するとは思いますが、日本は異常だと感じています。
なぜなら、アメリカなどは人前でうまく話せない人は議員にはなれないからです。
日本は、地盤がそれを可能としてくれます。世襲さえすればなってしまう議員が多いのです。
また、そのダメ世襲議員がどこかの派閥に属し、ある一定の年数を超えると派閥に配慮した人事で大臣になってしまう。無能だから、何もできずに役人に抑えつけられ時期がくれば内閣改造で横滑りで他の大臣になるか党の要職になる。こんな状況だから、自民党時代には色々と世襲議員に対するバッシングがひどかったんですね。
世襲と合わせて議員の報酬などの改善を進めないと、いい国、地域は作れません!