氷室京介のソロ2作目となるオリジナルアルバム。前作「FLOWERS for ALGERNON」に収録されていた「独りファシズム」に影響を受けたような作品は、佐久間正英プロデュース作。
とにかく王道ではなく、ちょっとひねりのある楽曲構成が目立ちます。ストレートよりもカーブを描くような楽曲の数々。先行シングルにもなった「SUMMER GAME」はとってもポップなんだけれども、そのほかの曲たちは一筋縄にはいかないぞ。
「CHARISMA」「COOL」「CAMOUFLAGE」など、タイトルはシンプルなんだけれども、メロディが複雑だったり、盛り上がるというよりかは聞かせるタイプの曲が多い印象かな。
シングル「MISTY」も同様に。でも、これら全てがヒムロック。しっかりと掴んで来るんだ。ラストナンバー「LOVE SONG」のストレートなメッセージに脱帽。