再会 | DJOASIS 自主規制なし Powered by アメブロ
2013年08月10日(土) 08時05分14秒

再会

テーマ:外出中
自然に囲まれた大きな庭
俺の座っている向かい側、すぐ目の前が山で
多くの木々がその山の斜面を登る様に並んでいる。
庭には、少し錆びた2人乗りの小さめのブランコと
大きな横長のテーブルが置いてあり
テーブルで家族や友達と軽くつまみつつ笑いながら話をしている。
天気は晴天で暑さも程よく心地よい。

4、5人で笑いながら楽しく話をしていると
向かいの山の斜面から1匹の猫が降りて来ていた。
良く見ると高齢で飼い主に付けられたのか
付けているオムツが少しお腹の方にずれてしまっている。

「おっちんじゃない?」

3年半前に亡くなったと思っていた「オセロ」だ。
おっちん亡くなったんじゃなくて家から脱走して
山に入ってしまって道に迷ってたんだ。
嫁と駆け寄り声をかける。

「おっちん山にいたんだ、おっちんおっちん」

抱きしめて、抱っこして家に入れてあげる。
家は、長方形の部屋が1列に並んだ横長の平屋だ。
もう、おっちんはオムツをしていない。

部屋の隅々まで見て、風通しを良くする為に
少し空いている窓を閉め、何の為にあるのかわからない
足下や天井のそばにある細長く小さな戸も閉めてまわる。

「また、おっちんが脱走しない様に」

高齢の為、普段オムツなので
オムツを外している時も少しオシッコの臭いがする。
おーに会えた事を喜び抱きしめるとその臭いがしていた。

「おっちんだ、おーに又逢えた
オシッコの臭いがするけど、おーの臭いだ」

もうすぐ3歳になる猫「ぴーたん」
まだまだ子供なので部屋を走り回ったり
おーにちょっかいを出したりしている。
それに対して、おーが怒ったりしていて
そんな2匹の姿を見ているのが幸せだ。


俺は、少しうたた寝をしてしまった。
起きて周りを見るとおっちんが居ない。
慌てて家の中を探すと
ある1部屋にある何の為にあるかわからない
小さな戸からおーが外に顔を出している。

「大変だ、また迷子になっちゃう」

そう思い俺は、必死になっておーを引っ張る。
おーも力があるのでなかなか抱き寄せれない。
悪戦苦闘し家の中に戻せたが
部屋を良く見ると、至る所の窓や戸が
さっき閉めたはずなのにもかかわらず少しずつ開いている。
本当に外が大嫌いで脱走なんてしなかった子なのに
空いている隙間を見つけるとにょろにょろと顔を出そうとする。

俺は、必死になって抱き寄せて窓を閉める。

「おっちんダメ」

もう離れるのなんて嫌だ、そう思い俺は、必死になっている。


気付くと、おっちんと一緒に外出する俺が居る。
あんなに必死になって窓を閉めていたのに
キャリーバックにも入れず、抱っこして。
いつものおーの様に、大人しく可愛い顔をして抱っこされている。
おっちんは、抱っこされながら山を見ていた。



目が覚めた。
夢だった。
さっき見た夢。

目が覚めて夢と気付くまで数秒の時間がかかったが
気付くと自然と涙がこぼれた。
夢の中だったけれども、おっちんの懐かしい臭いも感じれた。
時々、おっちんは夢の中で俺に逢いに来てくれる。
兄貴分として一緒に生活していた「ヤッホー」と一緒の時もある。

おっちんは、高い高い山の上に行ってしまっているけれども
夢の中で逢えた時、夢で一緒に居れる少しの時間
それが本当に嬉しいんだ。

今は、お盆だね。
帰って来てくれたのかな。
ありがとうね。
でも、夢に出て来てくれる時間が少ないよ。
もっと逢いたい。

大好き、愛してる。

また逢いに来てね。


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