1年でもっとも昼の時間が長いと言われている夏至。北欧の国々では日照時間が短く、夏至を祝うお祭りがある。

 

 

日本でもそれに似たお祭りが夏至の頃になると各地で行われ、今年はサウナ業界が特に盛り上がっているような気がする。というか圧倒的に盛り上がっている。

 

 

 

 

すべての夏至祭イベントに行きたいところだけど、それはさすがに無理があるということで夏至の日から2日ほど過ぎた土曜日には私が好きなサウナ施設、所沢駅前にあるザ・ベッド&スパ所沢へ。

 

 

 

 

 

夏至祭、ということで普段は置いていない白樺の枝を束ねたもの「ヴィヒタ」がサウナ室に置いてあったり、セルフロウリュセットが置いてあったり。

 

あとは週末ということで様々なイベントが開催されていた。

 

 

 

 

 

こちらの施設は男性専用、レストランにはジャンボジョッキのドリンクや大盛りメニュー(通称男気メニュー)などが多数。ファンの間からはザ・ベッド&スパのことを「男気」という愛称で呼ぶ方も多いが、私は施設に敬意を表してちゃんとザ・ベッド&スパ所沢と呼んでいる。だから何だという話なんだけど。

 

 

 

 

 

夏の限定メニュー。

 

 

 

 

 

 

フロントの横には鉄道ジオラマ。支配人が大の鉄道好きということでかなり本格的だ。

 

 

ちなみにレストランスペース、リクライニングスペースを抜けた先には鉄道ビューラウンジという西武線を一望できる部屋があり、支配人の鉄道フォトコレクションの展示もあり鉄道ファン垂涎の施設でもある。

 

 

 

 

 

 

さっそく身を清めてからケロサウナへ。

 

 

いつものサウナ室は80度表示となかなかマイルドなセッティングだったけど、芹澤支配人はこの日のためにヒーターの制御盤を新しくして温度を上げられるようにしたとのことで温度計は88度表示でいい感じ。

 

 

既にどなたかがセルフロウリュしたのか、湿度もいつもより高めだ。

 

 

 

 

サウナ室のセルフロウリュセットの水がなくなっていたので汲みに行き、ヴィヒタをそこに浸けてからサウナストーンの上でフリフリ。そしてセルフスパンキングウィスキング(ヴィヒタで身体を叩くこと)。

 

サウナ室でラグビーの試合を観ていたおじさん達が物珍しそうにこちらを眺めていたのが印象的だ。

 

 

そのうち一人のお兄さんに「それはいったいどういう効果があるんですか?」と訊かれたので、水に塗らしたヴィヒタで身体を叩くことで血行促進などの効能が得られますよ。と言うと納得されたご様子だった。

 

 

 

 

そのうちサウナ室には顔見知りのサウナーの皆さん(府中さん、ギムレットさんと、前回のブログ記事にも登場したクレイジーのんたん)が。

せっかくなのでウィスキングのサービスを。

 

改めて考えると全裸の男達が白樺の枝でお互いを叩き合っている図は、サウナを知らない人たちからしたらかなり異常な光景に見えるのだろうなぁ。

 

 

 

そんなわけでケロサウナ、ヴィヒタ、セルフロウリュを楽しんでから13-14度表示の水風呂へ。今日も冷えていた。

 

そして外気浴。雨が降っていたので雨粒を全身に受けながらの休憩でリラックス。

 

 

 

 

マイルドなサウナ室に13度の冷たい水風呂の組み合わせのバランス、ということを感じる方もいるかもしれないけど、私はこのセッティングがなかなか好きである。

 

 

居心地の良いサウナ室、清潔で過ごしやすい館内、いつ来ても暖かく応対してくださるスタッフの皆さんを含めて私はこのサウナ施設のファンなので、これからもお世話になります。

 

 

 

 

 

 

3セット楽しんでから男気ジョッキでオロカル(オロナミンC+カルピス)を。これは地味においしい。

 

 

 

 

その後はヨガのインストラクター、Sachikoさんによる岩盤浴ヨガで全身汗だくになってからの、ケロサウナでプロ熱波師五塔熱子さんのアウフグースを。

ケルト音楽を流しながらの熱波、リラックスしました。

 

 

 

 

 

一方その頃、クレイジーのんたんは前回のニューウイングでの反省も忘れて何とか館内利用券をゲットしようとゲームコーナーで奮闘していたのだった。

 

 

結果は…皆さんのご想像にお任せしたい。

 

 

 

 

 

 

 

そして予定にはないプログラムだったけど、熱子さんの2回目のアウフグース。

 

 

ケロサウナのテレビ、証明が落とされ、サウナ室に持ち込まれたポータブルスピーカーからはドビュッシーの「月の光」が。

 

 

 

 

 

サウナストーンに優しく落とされるアロマ水、緩急をつけて舞う熱子さんのタオル、心地よいヴィヒタの香りとヴィヒタシャワー、素晴らしかった。

 

 

 

 

2曲目は「亜麻色の髪の乙女」

 

こちらも美しい曲。初めて譜面を見たかもしれないけど、この曲がワルツだということを知らなかった。

 

 

 

 

 

 

よいメディテーションアウフグースを受けたあとはビール。

 

 

 

生ビールが半額ということで、クレイジーのんたんは「さっきのゲームコーナーでのロスを生ビールで取り返してやるぞ…!」とよくわからないことを言いながら一心不乱にビールを飲んでいた。

 

 

 

 

 

 

19時からはレストランスペースにて、ヨガのSachikoさん、熱子さんを含めた懇親会を。

 

 

この時間になると沢山のサウナーの皆様が続々と集まってきて、大変盛会となりました。

 

 

 

 

 

ヒトの携帯を借りてツイキャスを。今回も非常にゆるゆるだった。

 

 

 

 

 

この頃にはビールを飲み過ぎていて何をしゃべっていたのか半分くらい覚えていないけど、熱子さんとのコラボレーションでナゾの寸劇をやったことは覚えている。楽しかった。

 

 

ツイキャスをやっている横でクレイジーのんたんがミックスフライ定食の大盛りを頬張りながら「多幸感…多幸感やばい…」とつぶやいていて幸せそうでよかった。

 

 

 

 

 

滞在時間の半分は飲んでいたので夏至祭らしい過ごし方ができたのかはわからないけど、そもそも夏至祭の過ごし方を知らないのでこれでよかったんだと思う。

 

 

 

来年の夏至の頃も、何か特別なことをしなくても今と変わらず笑っていられればそれで幸せなんだろうな、と。

 

 

ヴィヒタの香りがとてもよかったので、家に飾っておく用のヴィヒタを買おう。どこで売っているのかはあまりよくわかっていない。