OneNoteを活用してナレッジベースを構築。チームワーク可能な工務店へ。 | 工務店業務の仕組は新人がつくる|生産性向上と業務改善の手順

工務店業務の仕組は新人がつくる|生産性向上と業務改善の手順

株式会社デジコムが普及している「工務店業務の仕組は新人がつくる」の理論をもとに、工務店の生産性向上や業務改善に活用できるマネージメントスキルをお伝えしていきます。

工務店の経営者の方で、経営思想(理念、価値観、ビジョン、規律、計画、などなど)を全社的に共有したいという方は多いのではないかと思います。

ただ、具体的に何をすることで共有できるのかが解らず行動に起こせない方もいらっしゃると思いますので、MicrosoftOneNoteを活用したナレッジベースを構築し、経営思想のような抽象概念を社内で共有する具体的な方法についてご説明していきます。

ナレッジベースとは、知識や経験などのデータを蓄積する場所です。
ナレッジベースというと一般的にはQ&Aのようなトラブルシューティングや成功ノウハウのようなデータが蓄積されている場所というイメージですが、それ以外にも経営思想のような抽象概念を保存しておく場所としても機能します。

私の会社のデジコムでも5年前からOneNoteでナレッジベースを構築し、議論の前提条件を定義して、会議ではナレッジベースに記載されている内容について議論し、全社的な思考の基準を合せています。

個別の案件に関する問題解決や進捗確認は、全員がそろっているような会議の場では行なわず、個別にミーティングします。会議では、「思い」 「考え方」 「価値観」 「方向性」 「中長期的な計画」 などの抽象概念の意思疎通をします。
これらの抽象概念の共有ができれば、個別の問題解決に自信を持って判断することができるからです。

業務フロー、マニュアル、手順、チェックリストなど、部分最適に必要なドキュメントやツールなどは、具体的に指示して準備させることはできるのですが、それを運用できないという問題を解決する術は、「業務フロー、マニュアル、手順、チェックリスト」の中にはありません。
つくっても機能しないわけですから、「この中に解決方法がないということが本質的な問題」であるということに気づく必要があるのです。

このような場合に全体最適をするという思考が必要なのですが、職務の全貌を明らかにする全体最適をする前に前提条件を定義しておかないと、複数の人間で問題解決することが相乗効果を生むどころか混乱を生んでしまうことになりかねません。

よって、組織全体がより良くなっていくという相乗効果ではなく、個人が手っ取り早く考えた回避策のような部分最適になっているにもかかわらず 「一人で解決した方が気が楽だし、てっとり早い」 という結論に達してしまい、一向にチームワークというような業務スタイルが確立されません。

これが工務店経営者の恒常的な悩みではないでしょうか。

この悩みを解決する具体的な解決方法として、OneNoteを活用したナレッジベースの運用があります。

経営思想を可視化して全社的に共有する手段を持つのです。

デジコムがOneNoteに蓄積している具体的な項目を画像で添付します。

最初は空っぽのOneNoteを見て呆然とするかも知れませんが、少しずつ経営者の思いや考え方、価値観を言語化し、会議で社員に伝わるかどうかをテストし、意味の通じる言語に修正していくことを地道にやっていくことで社員もナレッジベースに書き込みができるようになってきます。

意思疎通が急激に進み、新たな社風が形成されていく実感を得られると思います。
ナレッジベースを活用してチームワークが可能な工務店をつくっていきましょう。

 

OneNoteを活用したナレッジベース