ココアの30代 キャリア Blog -2ページ目

職場を去るべき(=転職すべき時)とは? その①

今日は職場を去るべき時(=転職すべき時)を書いてみようと思う。

因みに私は現在35歳で4社を経験し、内2社は倒産した。

日系・外資、ベンチャー・JASDAQ上場企業・東証一部上場企業と様々なIT企業
におりまた、取締役から部長、一般社員とそれぞれの企業で幾つかの異なる
ポジションを経験した。

今日はその中でも大企業を去るべき時に関して考えてみたいと思う。

この不安定な時代に大企業にいるのに何故という声も聞こえてきそうだが。。。

これは、以下のような要素を加味した判断をする必要があり、一概に一通りの回答はない。
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・年齢
・現在の職務内容
・現在の職場での人間関係や評価
・過去の自分のキャリア
・自分の目指したい方向性や将来像
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 大前提として、どこでも学ぶ事はある。例え毎日ベルトコンベアの上に物を
 乗せるだけの単純作業だっとしてもいかに工夫して効率的に行うかや、
 同じ作業に集中する能力、職場での人間関係構築能力、
 また頑張りが認められなくても我慢する忍耐力等、確かに学ぶものはある。

 そして、それらの社会人としての基礎能力はどの職場でも通じるものだろう。
 ただ、それだけでは今の時代において常に必要とされると言い切れるだろうか?

 それらの人間性も含めた基礎力を身に着けたならば、更に必要とされ、
 更に上のスキルを習得できる場所に進んでいくべきではないだろうか。

 そのような際に判断として肝になるのは、今の職場がそのような環境を
 与えうる場所であるかどうかという部分である。

 これに関しては3つの軸から判断できると思う。

 A.今の職務において新たな知識やスキルの習得が可能か

 B.昇進の可能性があるかどうか

 C.他部門への異動が可能か

Aに関しては、現状の仕事で成果を出していれば、通常一定期間を得て
更に幅広いもしくは深い仕事を任せてもらえるはずである。
ただこれが何らかの妥当性のある障害(上司が自分を嫌い・
同僚の故意的な邪魔・会社として業務が拡大できないような組織
=上場企業病である等)がある場合には、一定期間可能な手段を実施した後、
転職を考える必要がある

Bに関しても安定企業で起こりがちな事であるが、既に上が詰まってしまい
自分に昇進の余地がない場合、もしくは昇進できるのは地方に行ってMGRとなり、
その後に本社に帰ってくる場合に限るなど、リスクや犠牲にするものが大きい割に、
あまりリターンが大きくないと予想される場合には、マネージメント等、
同じ職務を遂行しながら異なるスキルを学ぶのもむずかしく、
この場合にも転職を検討してもよいのだと思う。

Cに関しても、他部門への異動で異なるスキル習得が可能なのであれば、
まだその会社に居る価値はあると思うが、それも自分がどのような
キャリアプランをもっているかによるものであり、それ次第では、
転職を考えるのもよいかもしれない。

いずれの場合にも、現状の職務で成果を出していることが前提になるが、
それを上司が同僚が横取りして正しく評価されない場合や、成果がでいる
にもかかわらず、その人のキャリアを何も考えずに、その状況を覆して
不本意な職務にあたらせる場合、それが上司個人の気質や能力に
大きく起因したものなのか、会社の気質や現在のフェーズが人材をそのように
扱いがちなのかよく考える必要はあるが、特に後者の場合には、
転職を考えるべきではないかと思う。





 

新しい職場探しに向けて

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