DJ RYO-ICHIの「クラブへ行こう!」日記

DJ RYO-ICHIの「クラブへ行こう!」日記

「誰もが笑顔で楽しめるクラブシーンを」というテーマで活動しているDJ RYO-ICHIの活動紹介☆

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DJ RYO-ICHIは自宅にてプライベートDJレッスンを行っています。(ご縁があった方限定ですが)

写真の生徒さん、とうとうオールインワンのDJ機材を購入したとの事で、昨日はそれを持参してのレッスンでした。




ちなみにこの生徒さんがDJレッスンに通うようになった動機は6月にご自身が結婚するとの事で、披露宴の二次会には昔良くクラブに行っていた頃のお友達が多数出席されるそう。

そこで当時流行っていた曲を中心にサプライズで自分自身がDJプレイを披露したいんだそうです
お友達もきっと喜んでくれるでしょう☆

またご依頼頂いて、当日のDJ機材の設置サポート等含め、その二次会で自分自身もDJプレイをする事になりました。

もちろん主役は新譜のサプライズDJなので自分はBGMの演出的な感じですが、音楽で生徒さんを祝福できたらなと思います。



自分はDJレッスンだけでなく、このような披露宴の二次会でのDJプレイの依頼なども承っています。(レコードでのハウスミュージックのプレイとなります。機材の持込対応もできます。)

またイベントプロデューサーでもあるので、会場手配含めてお手伝いもできるのでご相談ください。(東京・神奈川エリア)

DJが音楽を奏でるクルーズ船でのパーティーなどとてもお勧めですよ♪



「人の結婚式のお手伝いよりも、先におまえが結婚しろ!」という話しもありますが(笑)


筆者は自宅リビングを活用して人数限定のプライベートDJレッスンを行っています。
これは自身の主催イベントへDJとして参加してくれるような後身育成を考えて行っているものなのですが、最近DJレッスンに通い始めた生徒さんがいます。

体験レッスンを終えたあと、すぐにでも機材を揃えたいとの事。

予算の範囲でアドバイスした通り中古で機材セットを購入し、教えた通りにセッティングしたそうですが・・・先ほど相談の電話がありました。





生徒さん「先生、音が出ないんですけど!」





(あれこれ聞いて確認)





先生「それってコンセント抜けてるよね?」





生徒さん「穴があったら入りたい~・・・(*ノェノ)」






がんばれ生徒ちゃん!\(^o^)/




先日レコード今日はオークションで落札したレコード3枚ほど配達されてきました。
昨今流行しているEDMジャンルの曲は、それだけに古き良き時代の名残ともいえるレコードとして発売される事が少ないんですよね。



昨年はハウスミュージック(代表的なクラブミュージックジャンルの一つ)の産みの親と呼ばれるフランキーナックルズが亡くなられた事もあり、最近は改めて古き良き時代のハウスミュージックの良さを再発見しているところです。


(そこまで古くは無いんですが、例えばこんな曲などオススメですね☆)






最近は世界的なEDMというジャンルが流行しているのですが、自分がそんな昔の曲を紹介する事が多かったので「EDMが嫌いなのでは?」と思われている方もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

EDMはハウスとそう遠いジャンルではないですし(ハウスというのがかなり広義なので、ハウス・EDMは明確に分別できないのでは。) 数年前までハウスの大御所DJと呼ばれていた人が、今はしれっと大型のEDMフェスで世界を回ってたりしますしねw

EDMというジャンルは割とキャッチーなメロディー・派手なブレイク部分・強いビート等で構成されている事が多く、若者がワイワイ騒ぐのに最適といったようなところがあるジャンルで、それだけにベテランDJの多くはアンチEDMといった人も少なくはありません。

とはいえ何にでも良さというものがあるし、今世界的にEDMが流行しているのは事実であって、そこには何らかの理由があるはずで、その事に目をつぶって(DJだから耳を塞いで?)しまうのはちょっともったいない気はしますね。

その事を理解した上で個々に自分なりの音楽を表現が出来ればよいのではないでしょうか。


また、EDMは音の製作からフェス開催までを連動させているようなところがあり、商売としても見習うところもあるのではないでしょうか。

良く商業路線の音楽をバッシングする人がいますが、商売になるものというのは、その道で食べていく人が増えて来るので、その点ではクオリティーが高くはなるとも思いますよ。
もちろん目先の利益を考えただけの音楽では軽薄なものも多くなるでしょうし、流行にとらわれずこだわり抜いて音楽を表現している人のそれとは一線を画することが多いんでしょうが。

とはいえ逆にその道で食べられないものはどうしたって廃れていきます。いくら素晴らしいものだってそれで食べられないのであれば趣味の範囲でやっていくしかなくなるじゃないですか。


《いやー、儲かってそうですねw》




ただEDMは商業的に若い世代を狙って分かりやすく作っているようなところもあるジャンルだとは思うので、日本のように少子化が進んで中年の世代の人口が多い国では賛否両論になりがちでしょうね。


数年前にEDMが日本に入って来た時に、既に自分のプレイジャンルを確立していたようなDJは、それに乗った人と乗らなかった人に分かれたなという印象です。

また2000年頃のトランスブームの頃のDJが、音の雰囲気が似ている事もあってかEDMに乗っかった人もいるようで。

《今や全く見なくなったトラパラを踊る若者w ちなみにこの場所は今は無くなってしまった新宿の巨大クラブCODEです。》



一方で今やEDMしか知らない若い世代も増えて来ているという事も現実として理解はしなければならないでしょうね。


「昔は良かった」と言ったって昔には戻らないし、そんな事ばかり言っていては新しい物も作れないのでは。

そもそもダンスミュージックというもの自体が基本的には流行の先を行く音楽だという側面もありますよね。(もちろん伝統的なものを大切にする側面も持ち合わせていますが。)

ところで一概には言えませんがDJのプレイという観点で少し話すと、EDMは製作面を主体として一曲一曲の個性や完成度が高く、それが故に昔ながらのDJによるアドリブの選曲の妙や即興のエフェクトといったものと真逆の、あらかじめ曲順が決まっているライブのようなプレイをする事が多いジャンルなので、そのためDJ操作としてはあまりする事が無いのも確かでしょう。
(デジタル機材を使えばなおさら。別にDJが居なくても問題なく音が出せるかもしれませんw)

当然プレイ中に大してする事もないので機材操作とあんまり関係ないところで一生懸命バンザイして盛り上げたりとか増えるでしょう。


ただ自分はシャイなもので、本来的なDJの機材操作とは無関係なパフォーマンスをするはちょっと照れがあるといったところでしょうか・・・( ̄。 ̄;)

まあ、DJって基本的には既に完成された曲を再生しているだけで、楽器の奏者さんのように一から演奏しているのとは違って元々大した事はしてませんからね。逆にプレイ中の曲に対して余分な事をしすぎると、その曲自体の本来の良さが低下したりとかしますからね。


とはいえDJのプレイについて知識が無いみなさんでもDJがバンザイしている間は絶対的に何も操作していない事は分かりますよね?だって両手が上にあるんですから(笑)


あんまり機材操作する事無いジャンルなのに3人も出て来たら、なおさらする事が無いという動画w(これ、ほとんど機材さわってるフリでしょww)




ちなみに冒頭に触れ、昨年惜しくも亡くなられたハウスミュージックの産みの親と呼ばれたフランキーナックルズが生前にこんな事を言っていたと紹介している記事。
http://www.ele-king.net/columns/003719/

彼が当初DJをしていた時代は今とはずいぶんと違ったようですね。

[引用]黒人の同性愛者を象徴するディスコ・ミュージックが音楽シーンを席巻した当時の状況を忌み嫌う人びとが現れ、反ディスコ運動が起こった。ロック愛好者の白人ラジオDJの声かけにより、79年7月、「disco sucks」をキャッチフレーズに大量のディスコ・レコードをシカゴの球場(コミスキー・パーク)に集めて爆破したのをきっかけに(その様子がテレビで放映されたことも追い風となり)、反ディスコ運動は爆発的に加速した。その根底にあるのは明らかに人種そして同性愛に対しての嫌悪であり、シカゴの街に暗い影を落としていく。それでも、黒人で同性愛者のフランキーは、皆の居場所である〈ウェアハウス〉を守り続けていく。


また文中にこんな記述もあります。

「音楽を作るならやっぱり人の心になにか残さないと。それも一過性のものじゃなく、人びとにずっと覚えてもらえるもの。ただのバカ騒ぎのBGMを作ったって仕方がないんだよ。力強い作品を作っていくことこそ、ダンス・ミュージックを生き残らせていくただひとつの道だからね。それが僕の役割だと思っている。メッセージのある、いつまでも人の心の中に生きていく音楽」
との事。

言い切っちゃいましたねw
ハウスミュージックの産みの親・神様的な方のありがたーいお言葉ですので(笑)


そのナックルズが亡くなられる直前のプレイ動画






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