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あの筋肉ムキムキの元カレ、マヌエルから「話があるから少し出て来てくれ。今フラミンゴの下に来てるから。」と電話があった。 「もぅ寝るから無理。」と言うと、「本当にお願い!本当に話があるんだ!」との事。 「てかフラミンゴもう住んでないし、電話で今話なよ。」と言っても「アヤ!!プリーズ!!!」と譲らず。 ぜったいイチャイチャしたいだけだろ。と思いつつ、ウチからワンブロック隣の場所を指定して久々に2人で会うことに。 Facebookで見てはいたが、彼の愛車の白のハマーは金色に塗り替えられていた。。 助手席に乗り込み「話って何?」 と切り出すと「最近の俺たちの関係について。」とわけの分からない事を議題にあげてきた。 「え?何の話?」と聞くと、「全然テキストも送って来ないし、電話もないし、先週の俺の誕生日にオメデトウのテキストすらなかった。何があったの?」 ‥は? 何もないからこそだよー!爆 「え?別に学校にちゃんと来れば会えるじゃん。(マヌエルは学校休みがち。)それにそもそもウチらもうそういう関係じゃないし。」 「凄い寂しいんだ。君の全てが恋しい。」 はいはい、始まった。 「やり直したい。変わるから。」 無理矢理キスしてこようとする顔を全力で抑えながら 「好きな人いるし無理。」 好きな人とまではまだ行かないが、今気になる人がいるのだが、面倒だから好きな人がいると言った。 そしたらキョトンとした顔をしながら 「え?俺より好きなの?その人のこと。俺の方が好きでしょ? 正直に言ってみて。」 なんだその自信。 凄いなお前ww 「いや、その人の方が好き。 てかあなたの事はもう好きじゃない」 と、言うと 私の肩に顔を押し当てながら嘘泣きをはじめた。 演技学校に通っているのに嘘泣きが下手だ。 君は俳優には向いていないよ。 と進路指導したくなった。 「君のキス、ハグ、手、声、全てが恋しいんだ‥」 何を言われてももう信じない。 先週、私は彼の秘密を知ってしまったから‥ つづく

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