♦No.27 アードブレイレイディ09（牡）♦
募集価格：3,800万円（一口:95,000円）
2009年3月28日生（アイルランド産）
美浦・藤澤厩舎
父：ガリレオ（Galileo）（牡12）
母：アードブレイレイディ（Ardbrae Lady）（牝7）
母父：オーヴァーベリー（Overbury）
【ポイント】
・2010年の欧州最高の1歳馬セール「タタソールズ・オクトーバーセール・ブック1」で
200,000ギニー≒2,800万円で落札された。
・2008年のガリレオの種付け価格は世界最高の約3,000万円。
・本馬は、第2仔（初年度産駒もガリレオを種付け）が魅力。
・全兄はジャッカルー（Jackaroo）で昨年の同セールで230,000ギニーで落札。
現2歳時に英で4戦1勝という戦績。
・母馬は、2006年のGI愛1000ギニーで2着。
・DVDを見た限りでは気性面は問題なさそう。
・日本におけるガリレオ産駒の戦績は2010年12月1日時点では、
15頭が出走して7頭が勝ち上がり。ただし、藤澤厩舎のガリレオ産駒は
3頭中3頭が勝ち上がっており、かなりの好相性。
ミッションモード（牡3）：3,443.3万円
キャプテンキッド（牡6）：2,090.5万円
アンナドンナ（牝2）：700.0万円
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《10.12.02更新分》
【測尺】
馬体重460 体高153 胸囲174 管囲20.3
10月下旬にイギリスから成田空港に到着したアードブレイレイディ09は、横浜動物検疫で10日間を過ごした後、北海道日高町のファンタストクラブに移動してきました。取材に訪れた日は、ファンタストクラブで３週間ほどを過ごした時期だったのですが、アードブレイレイディ09は極めて元気に、新天地での生活を送っていました。ファンタストクラブの後條氏が、その現況を語ります。
「現在、ハッキング（軽めのキャンター）での乗り込みを続けていますが、そろそろ坂路にも入れて、やや強めの調教を開始する予定です。新しい環境にも、すっかり慣れたみたいで、ここまでは極めて順調に来ていますね」
アードブレイレイディ09の父は、競走馬としても、種牡馬としても大成功を収めた、欧州の名馬中の名馬ガリレオ。アードブレイレイディ09の、気品溢れる顔立ちや鹿毛の好馬体は、さすがガリレオ産駒と感じさせてくれるものです。後條氏も、その乗り味の良さに太鼓判を押しています。
「アードブレイレイディ09の魅力は、柔らか味があって、背中の感触が凄くいいことです。現在460キロで、均整の取れた馬体の持ち主ではありますが、もう一回り幅が出てくれば、さらに理想型に近付くと思います」
母アードブレイレイディは、愛Ｇ１モイグレアスタッドＳ３着など、２歳時から好成績を収めた競走馬。アードブレイレイディ09も、早い時期から活躍できる、仕上がりの早さを備えていそうです。
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♦No.28 ロージーズポジー09（牡）♦
募集価格：4,200万円（一口:105,000円）
2009年3月27日生（イギリス産）
美浦・藤澤厩舎
父：ケープクロス（Cape Cross）（牡16）
母：ロージーズポジー（Rosie's Posy）（牝11）
母父：スワーヴダンサー（Suave Dancer）
【ポイント】
・2010年の欧州最高の1歳馬セール「タタソールズ・オクトーバーセール・ブック1」で
190,000ギニー≒2,650万円で落札された。
（当歳時に130,000ギニーで落札され、転売？された）
・2008年のケープクロスの種付け価格は約460万円と格安。毎年コンスタントに
良駒を出すわけではなく、リーディングサイアーとしての安定感がないため。
・半姉のドバウィハイツ（Dubawi Heights）は08年の同セールで72,000ギニーで落札。
09年に75,000ギニーで転売されている。
半弟は、ケープクロスの父馬であるグリーンデザートを種付けしており、2010年の
当歳セールで43,000ギニーで落札されている。
過去を含めた兄弟馬の落札価格に比べるとかなり割高な価格で落札されている。
・母馬は、2歳時に英で1勝。
・DVDを見た限りでは気性面に難がありそう。
・日本におけるケープクロス産駒の戦績は2010年12月1日時点では、
8頭が出走して1頭しか勝ち上がっていない。
その1頭も中央500万下で惨敗が続き、地方園田に転籍後も21戦未勝利。
現状、日本では走っていないし今後も活躍馬が出るとは思えず。