舞台 『まうしずむ』 千穐楽 (3回目) | Dolphin’s Holiday

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松本稽古企画公演『ココロ踊ル』supported by ENG Vol.2

 

『まうしずむ』を観てきました目

 

場所は六行会ホール

 

本日、千穐楽でしたニコニコ

 

 

 

 

劇場で購入したグッズ

 

トレーディングカード(5枚1組) ¥500

 

リズさんと美音ちゃんはあったけど…

稽古さんがなかったえーん

 

 

 

上演時間 : 約2時間10分 (途中休憩なし)

 

 

 

【アウトライン】

 

小説家・阿墨恵一が、奇妙な踊り子の噂を聞いたのは2010年の6月であった。

 

『都内の寂れたストリップ小屋に、三日三晩続けて踊るストリッパーが居る。』

 

当時、スランプに苦しんでいた阿墨は話の種にと、このストリップ小屋を訪れる。踊り子は草薙初夏といった。不正を見破ろうとショーを見続ける阿墨の目の前で、草薙は一切休むことなく、三日三晩を踊り抜いてみせた。阿墨は目の前で行われた奇跡とも呼べる所業に打ちのめされ、終演後、草薙との接触を試みる。
恐るべき身体能力を持つ草薙であったが、その人となりは実に踊り子らしい奔放な性格の持ち主で、近づいてくる男を拒否しなかった。程なくして、阿墨は草薙と関係を持つようになる。寝物語に草薙の出自を聞いた阿墨は、驚愕した。草薙の祖母が住んでいたという埼玉県、天竺村。阿墨は子供の頃から、この村を知っていた。

 

阿墨が作家を志したのは、幼少期に祖父の日記を盗み見た時からだった。それは日記という名目であったが、書かれている内容はどれも信じ難いもので祖父の創作としか思えなかった。日記は1945年6月で終わっており、最後に走り書きで、『日記ノ一冊ヲ、天竺村ニテ紛失セリ。』と記してあった。阿墨は長年この日記の片割れを求め、いつか天竺村に訪れて祖父の日記を捜索しようと企てていた。日々に忙殺され、企てを実行することは出来ていなかったが、草薙との出会いにより、再び阿墨の日記に対する思いに火がつく。二人は、旅行がてら天竺村を訪ねることとなった。

 

埼玉県北西部、埼玉と群馬を隔てる濁酒山の谷間にある天竺村は、かつて実験用鼠の生産量、日本一を誇り、“鼠村”の別称で呼ばれた。この村に纏わる凄惨なる奇譚は、時を超え、現代に生きる阿墨と草薙の運命をも翻弄していく。

 

 

【キャスト】 (以下敬称略)

 

《2010年の登場人物》

室たつき : 阿墨恵一(あずみ けいいち)、小説家

エリザベス・マリー : 草薙初夏(くさなぎ はつか)、ストリッパー
松本稽古 : 天海千帆(あまみ ちほ)、弁護士

 

《1945年の天竺村村民》

斉藤レイ : 飛田絹(とびた きぬ)

梅田悠 : 飛田千代(とびた ちよ)

太田奈緒 : 飛田正子(とびた まさこ)

矢島美音 : 茅岡ハナ(かやおか はな)

澄華あまね : 茅岡ハル(かやおか はる)/天海の弁護士事務所職員

高橋明日香 : 茅岡キミ(かやおか きみ)

高田淳 : 茅岡清(かやおか きよし)/天海の弁護士事務所職員

柳瀬大輔 : 赤星三郎(あかほし さぶろう)

瀬戸啓太 : 赤星茂(あかほし しげる)

中野裕理 : 砂川シヅ(すながわ しづ)

 

《戦中の日本兵》

佐藤弘樹 : 蔭山平蔵(かげやま へいぞう)、実は阿墨元親で恵一の祖父

小早川俊輔 : 阿墨元親(あずみ もとちか)、実は蔭山平蔵

小島ことり : 姫野勝(ひめの まさる)

小寺利光 : 鬼塚哲(おにづか さとし)

伊東征哉 : 谷地新平(やち しんぺい)

 

【Heart mover】

鶴岡政希 : 飛田孝蔵(とびた こうぞう)

J.U.N. : 袋田英二(ふくろだ えいじ)

渡部加奈 : 荒地信子(あらち のぶこ)

倭香 : 白足テル(しろあし てる)

 

 

【感想】

 

1回目の感想⇒ 舞台 『まうしずむ』 初日 (1回目)

2回目の感想⇒ 舞台 『まうしずむ』 (2回目)

 

内容はアウトラインに書いた通りですが

小説家の男が三日三晩踊り続ける女と出会ったことで

知ることとなる過去の出来事を描いた物語でした

 

元天竺村で草薙初夏が自殺、それを幇助した阿墨恵一が

逮捕・起訴されたというのがこの物語の始まりでした

 

その過去の出来事というのが天竺村が廃村になった事件でした

阿墨恵一の祖父・阿墨元親の日記が見つかり

その内容を草薙初夏に読み聞かせるんですが

その中で阿墨恵一と蔭山平蔵を入れ替えたんです

その理由は首謀者が阿墨元親だったからだったんですね

 

この舞台はダンスを演劇の融合だったんですが

冒頭やラストの群舞が圧巻でしたね

使われていた音楽が別の舞台で今昔舞踏劇ってのがあって

それに使われてたのと酷似してたので”いにしえ”感がありましたビックリマーク

 

結果3回観た訳ですが1回目はセンターから、2回目は下手から、3回目は上手から観ました

どの角度も見える景色が変わってメッチャ面白かったです爆  笑

 

カーテンコールはダブルでした!!

 

 

 

 

 

この公演は今日が千穐楽でしたビックリマーク

 

 

 

 

ディナーに続く・・・ドキドキ