舞台 『サクラサクコロ2016』  千穐楽 | Dolphin’s Holiday

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TAIYO MAGIC FILM 第11回公演

 

『サクラサクコロ2016』を観てきました

 

場所は赤坂RED/THEATER

 

本日、千穐楽でしたニコニコ

 

 

 

 

劇場で購入したグッズ

 

キャスト集合写真(サイン入り) ¥800

缶バッジ(2個) ¥250

 

他には、パンフレット、上演台本などが販売されてました

 

 

 

上演時間 : 約2時間10分 (途中休憩なし)

 

 

 

【アウトライン】

 

ある日、母親を亡くした女の子が、僕の蕎麦屋に現れた。
その窓からは、いつも綺麗な桜の木が見えた。
でも、あの蕎麦屋は今はない。
⋯もう、思い出したくもない。
子供の為に想いをはせること、誰かを裏切ること、 子を授かること、誰かのために命をかけること、 人を許すこと、人を許さないこと。
そんなことを考えたりしなかったから、
小さい頃は楽しかったのかな。
幸せだったのかな。
咲いて、散って、そして又、咲いて散る。
そして、又、サクラサクコロの物語。

 

 

【キャスト】 (以下敬称略)

 

(現在)

《蕎麦処 美川庵》

賀集利樹 : 萩原誠、美川庵の店主

佐藤美貴 : 萩原美帆、誠の妻、橋本家の長女

小築舞衣 : 高崎朝美、美川庵の従業員

篠原あさみ : 那節裕子、美川庵のアルバイト

細田香菜 : 後藤香織、美川庵のアルバイト

 

《八馬劇団》

谷戸亮太 : 八馬聡、売れっ子脚本家で八馬劇団主宰、肺がんで死去

高畠ハワイ : 前野修、団員

田中寅雄 : 井沢大介、団員

杉本美保 : 田村光香、団員

橘希 : 木下由佳、団員

日替りゲスト : アヤノ、旧団員で美保の生き別れた妹

 

《知野家》

東松史子 : 知野愛、久美子の娘

由地慶伍 : 知野渉、愛の祖父、2年前に死去

 

(21年前)

《蕎麦桜》

大崎捺希 : 萩原誠、高校生、脚本家志望

平佐喜子 : 萩原和子、蕎麦桜の女将、誠の母

佐保歩実 : 知野久美子、蕎麦桜のアルバイト、愛の母

田中勇誠 : 知野愛、久美子の娘

コガケースケ : 八馬聡、誠の親友、映画監督志望

 

《橋本家》

キタキマユ : 橋本法子、ミホとアヤノの母

畠山U輔 : 橋本純也、ミホとアヤノの父

吉岡実優羽/山岸優乃音 : ミホ、橋本家の長女

田渕仁乃/鈴木香琳 : アヤノ、橋本家の次女

 

蔭山浩美 : 並木結菜、暴漢に襲われたところを橋本純也に助けられる

濱崎大輝 : 男役

 

(日替りキャスト)

 

中村麻里子(AKB48)

鈴木まりや(AKB48)

岡野真也

木本夕貴

森見春菜

佐伯佑佳

野中美智子

中村涼子

陽田奈緒

左羽由梨佳

 

 

【感想】

 

1回目の感想⇒ http://ameblo.jp/divemaster7/entry-12205242430.html

 

この舞台は

蕎麦屋の店主とその妻のお話

蕎麦屋の店主とその親友のお話

蕎麦屋の店主とその母親のお話

この3つの物語が緻密に絡み合った舞台でしたビックリマーク

 

21年前、橋本純也は暴漢に襲われていた並木結菜を助けるために暴漢を殴って殺してしまった

家族を巻き込みたくない純也は結菜に浮気相手の役を頼み妻の法子に浮気現場を目撃させ別れるように仕向け離婚するのだが娘のミホは自分の意思で父について行ってしまう

そしてミホと妹のアヤノは生き別れてしまうのだった・・・

 

蕎麦屋美川庵の店主・萩原誠と付き合っていた美帆は自分が子供が出来にくい体なことを理由に誠と別れなければならないと思っていた

しかし誠は母親とのことが原因で子供が欲しくない、親になりたくないと考えている男で美帆との結婚はまったく問題がなくそのままゴールインするのだった

しかし、その後美帆は懐妊するのだが誠との約束で子供を堕胎する決意をしていた・・・

 

美川庵のアルバイト・那節裕子は美帆の生き別れた妹を探しに後藤香織と東京に行くのだった

そして見つけてくるのだが・・・

那節の勘違いで連れてきたのは誠の母親が原因で死んだ久美子の娘の愛だった

 

21年前、高校生の萩原誠には脚本家になる夢があった

そして親友の八馬聡は映画監督になることが夢で二人で映画を作るという夢を語り合っていた

 

八馬聡は映画監督としてはまったく売れず数年前に書いたテレビドラマの脚本「家族の未来」が空前の大ヒットとなり一躍時の人になっていた

だがその脚本は高校生の時に萩原誠が書いたものそのままだったのだ

そのことを謝りに蕎麦屋美川庵を訪ねる八馬だったが18年ぶりの再会を喜ぶ誠は八馬のことを責めるどころか素晴らしいドラマだったと褒めたたえるのだった

その後、八馬はガンによって自分の余命がわずかなことを知り親友の誠と母親が仲直り出来るように誠のためだけの脚本を書くのだった

八馬の死後、劇団員たちが八馬の意思を継いで美川庵を舞台に八馬が残した脚本によるショートフィルムを撮りに来た

試行錯誤の上、偶然が偶然を呼び八馬の想いが誠に伝わった

その時21年前の家事で無くなっていた記憶が甦るのだった・・・

 

21年前、高校生の萩原誠は蕎麦桜を営む母・和子と二人暮らしだった

父は配達の途中事故に遭い他界してしまい蕎麦屋の経営は苦しくなっていた

そんなある日、和子がお店に放火しアルバイトの久美子がそれに巻き込まれ死んでしまうのだった

そして誠も落ちてきたテレビ台に頭をぶつけ火事の前後の記憶を無くすのだった

 

殺人犯の家族として辛い日々を送った誠は母親のことを恨むようになっていた

18年の服役を終え誠を訪ねる母親だったが誠は顔を見たくないと母親を追い出すのだった・・・

 

八馬の想いが伝わり記憶を取り戻した誠は21年前の事実を思い出した

それは放火したのは母親ではなく誠自身がやったことだった

火災保険金でお店の借金をなくし母親に楽させたくてしたことだった

母・和子は息子の記憶がないことを利用して罪を被ったのだった

 

そして久美子の父親の手紙

そこに書かれていたのは久美子は放火に巻き込まれて死んだのではなく自分の意思で火事場に入っていたのだった

それは娘の愛が難病で手術に多大な費用は必要だったので自分の生命保険の保険金があれば娘に手術を受けさせられると考えた久美子の事故に見せかけた自殺だったのだ

母の事をまったく覚えていない愛はそのことを知り泣き崩れるのだった・・・

 

記憶を取り戻すキッカケを作ってくれた親友の八馬に感謝する誠

母のことを良く知る誠と再会を約束する愛

 

そして母の愛を知った誠は親になりたいと美帆に産んでくれと頼むのだった

懐妊していたことを知っていたのだ

嬉しくて泣きじゃくる美帆を抱きしめる誠だった

 

遅れて美川庵にやってきた八馬劇団の元団員のアヤノ

彼女こそが美帆の本当の妹だった

そんなことを知らない美帆はお店にいたアヤノを見て・・・

 

てな感じの舞台でした

 

この舞台を観終って思ったのは母の愛は偉大だなってことですね

子供のために罪を被った母

子供のために自らの命を絶った母

母親はお腹を痛めて生んだ子のためなら鬼にでもなれるっていうのを地で行った舞台でした

 

終演後、東松史子さんとお話し出来ましたビックリマーク

 

 

主人公の誠の親が経営していたお店で働いていた久美子の娘・知野愛役でした

設定として学生時代にミュージカルをやった経験があるってことで歌うシーンがありましたニコニコ

22日のイベント楽しみにしてますね!!

 

写真ありがとうございましたビックリマーク

 

 

 

 

この公演は今日が千穐楽でしたビックリマーク

今月の21日と22日にこの舞台のアフターイベントがあります

スピンオフ公演があるみたいなので興味のある方は是非ビックリマーク

 

 

 

 

 

終わりドキドキ