インド占星術 1室 | ディシャのインド占星術日記

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インド占星術で、持って生まれた才能、天職、パートナー、人生の運気の流れが分かります。

1室(ケンドラハウス、トリコーナハウス)
人生の目的: ダルマ(法則)
象意:本人、性格、名声、健康、身体、など。
 
星1室に各惑星がある時の特徴。
 
【太陽が1室にある】
積極的、衝動的、意欲的、プライドがある、活力がある、
健康的、だが、せっかち。
 
【月が1室にある】
強い芯、熱意、動揺する、外見がいい、公的機関で働く、
感情的、情熱的。
 
【火星が1室にある】
アドベンチャー、穏やか、積極的、自立している、積極的、
事故を起こしやすい、表面的な優しさ。
 
【水星が1室にある】
柔らかな話し方、可愛らしい話言葉、するどい、知的、
寛大、友好的、良い教育を受けている、チャーミング、
宗教や哲学についての知識。
 
【1室に木星がある】
魅力的、幸運、強い体格、子供を通しての幸運、宗教心、
知的、満足感。
 
【1室に金星がある】
健康的、美しい、幸運、強い体格、情熱的、贅沢。
 
【1室に土星がある】
衰弱、悲しみ、厳粛、子供時代の苦労、健康問題、重労働、
人生後半での成功、規律的、
(もし1室が天秤座、山羊座、水瓶座なら、組織の長になるか、
起業するか不動産を持つ)
 
【1室にラーフがある】
頭痛になりやすい、裕福、強い意志、身体が弱い、
結婚は難しい。
 
【1室にケートゥがある】
健康が良くない、不幸、結婚が難しい、信用が足りない、
収入は上がったり下がったり。
 
 
 
 
1室は、その人自身を示すハウスで、ホロスコープの中でも大切なケンドラハウスであり、幸運のトリコーナハウスでもあります。
 
1室の星座と関わる惑星によりその人の外見や性格、仕事の向き不向き、社会的にどの道を行くのかなどおおよそのところは分かってきます。
 
細かい所は他のハウスや関わる惑星の品位も見ていかなくてはなりませんが、1室の状態はその人を見るには大切になります。
 
ここには吉星の木星かリーダー的資質を示す太陽があるのがいいですね。
もちろん何も無くても良いのですが、出来れば無い方がいいのは土星です。
 
土星が1室にあると人生前半で苦労をすると言われています。
この位置の土星はコミュニケーションや根性を見る3室、パートナーの7室、仕事の10室と人生の大切なところに暗い影を落とします。
 
太陽があると社会的に上位に上がるか、いわゆる勝ち組になりやすいところもあります。
 
他の惑星の状態も考慮していく必要はもちろんあり、土星があるから人生がダメだと決めつけられるものでもなく、苦労しながらも人生後半には運勢を逆転させる人もいます。