■いつにもまして引用だらけで恐縮です


今まで通りマスコミが味方についてくれると思ったら大間違いなわけでして

あくまで、安倍・麻生打倒に対する援護射撃だったので

これからは素でブーメラン合戦です。


で小沢さんより空気がわかっている世論を横目に

なんとか突っ切ろうとしているのだけれど

やはりマスコミの援護射撃が弱い。


浜田和幸さん曰くの、


「米はインド洋よりISAFを望んでいる」


に合致しているかと思えば、

ペンタゴンにはペンタゴンの都合があるというわけです。


「アメリカ」という一つの考えがあるわけではない・・・ということでしょうか?


米国防総省が転用否定声明 空母への再給油は認める

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007101101000151.html

(中日)



 米国防総省は10日、海上自衛隊がインド洋で実施した給油が補給艦を通じてイラク戦争に参加した米空母「キティホーク」に転用されたとの疑惑に関し、アフガニスタンでの対テロ戦以外の目的での使用を否定する公式声明を発表した。


結局、どうとでも言い訳できるのがわかっていて突く。

ほんとは日米関係-長年の空気を読まないといけないんですが。


はいはい^^



k1

給油地点近くの拡大図


k2


・・・暇な人たちです・・・


そして本当にごたごたしているのか

陽動作戦なのか知りませんが

小沢さんも突っ切る気のようですし・・・

というか、

この人は政権は取りたいが、首相にはなりたくないのではないだろうか。


逆風小沢氏、会見 ISAF参加「党の方針」強調(嫌なら出ていけ発言)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071011-00000054-san-pol&kz=pol

(産経)



~~
 小沢氏は対案づくりに関し、「政府が新法を出す決定をした際には、民主党の主張を法案にして出すのがより分かりやすいか、ほかに方法があるか検討しなくてはならない」と述べた。

 ISAF参加論については「党内で決めた事実は確認していない」(枝野幸男元政調会長)と反発の声がある。だが、小沢氏は、「多数で決めたことは党の方針に従って行動しなければ党人ではない。いやなら離党する以外ない」と述べた。

 また、政府・与党からISAF参加は違憲との指摘が出たことには「国連憲章を否定するのか。日本はあらゆる手段で国連の要請に協力するといって加盟申請した。国連憲章によれば武力で平和を乱す者に対しては、武力をもってでも鎮圧することになっている。自民党、政府の解釈こそおかしい」と反論した。

~~
 ただ、党幹部は「対案に入れるのは難しい」と異論を表明。社民党の福島瑞穂党首は会見で「小沢氏の見解は違憲だ」と批判したが、野党共闘には影響させない考えも示した。


なら、この侮日保守先生は、一発で離党です^^


毎日フォーラム:前原民主副代表ら、テロ新法案を討論

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071011k0000m010155000c.html

(毎日)


 前原氏は、同党の小沢一郎代表が、アフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)への参加を表明したことについて「(党内が)まとまっているとは思わない。(小沢氏が党首だった)自由党と、民主党が合併する以前からの民主党議員は違和感を感じる人がかなりいる」と指摘。


 小沢氏がISAF参加の理由に国連決議を挙げたことについても「国連決議があれば何でもできるという考え方はとらない。日本の外交の選択肢を狭める」と批判した。


で小沢さんはこういう風におっしゃっています。



「ISAFは軍事部門だけでなく、民生活動がたくさん入っている。主力をなしている治安維持活動には疑問がある」と述べた。「(救援などに対する貢献が)日本にとってふさわしい」とも指摘、後方支援を念頭にして検討していくことを明らかにした。



なにがいいたい?

後方支援?

これは何?


平和立国の試練 第5部 「名誉ある地位」とは 座談会(その1)

http://www.ozawa-ichiro.jp/massmedia/2004/04.6.24.htm

(小沢一郎ウェブ)



小沢
(イラクへの自衛隊派遣では)日米関係の強化と、武力行使はしないというのが主な言い訳になっているけれども、どちらもでたらめな話だ。後方支援は、軍事的に言えば兵站(へいたん)ということになるが、これは戦争そのものだ。前線で銃を撃っているだけが戦争ではない。前線の兵士に一番必要なのは水と食糧だ。食糧を運ぶことも戦争だ。太平洋戦争だって、前線で銃を撃って戦って死んだ人は少ない。戦争とはそういうものだ。そういう現実をまったくごまかしている。
~~
危なくない所を、ただ金魚のフンのようについて歩くというのであれば、太鼓持ちの家来みたいなものだ。とにかく付き合っておかないと、何かあった時に困るから、「兵隊さんごっこ」をしましょうという話だ。


結局、小沢さんというのは変節漢なのにそう思わせない、

逆に論理一貫していると勘違いさせる才能があるのかもしれません。


というかそういう風体ではないかと。


小沢さんのクラッシュアンドビルドの流れを見ていると

この人の根底にはアナルコ・キャピタリズムまで内包しているんじゃないかというくらい

体制というものを信頼していない部分があると感じてしまいます。


それでいて、個人資産はきっちりと蓄える。

また、他の議員とは違って「総理大臣」という肩書について

それほど固執しているようにも思えません。


で小沢さんの個人財団ですが


協賛・理事企業

http://www.manjiro.or.jp/sponsor/sponsor.html

(国際草の根交流センター)


小沢さんが自民党を飛び出したあと、

資金援助を経団連に求めて、

建前上、自民支持だから・・といって袖にされた風な言われ方をしましたが

母屋の鳩山さんとは別に

個人私設応援団をこしらえていたんだなぁと。


小沢さんが今は否定しているフリの「新自由主義」、

そして、今も思想に掲げる東アジア共同体思想、

やはり、経済界を向いているのでしょう。


その経団連は古参が中心となって


「福田康夫先生を囲む会」


なんていうものを首相が官房長官時代に作っていますが

ターゲットは「東アジア共同体構想」です。

(やっぱり、福田さんを総理にしたのは経済界だぁ^^)


で囲む会の賛同者は「草の根交流センター」とも

被っています。


民主政権の流れが強まれば


小沢一郎先生を囲む会


が経団連に出来そうです。



東アジア共同体構築を提言 経団連、貿易や資源確保で

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news4/article.php?topicsid=3&pack=CN&storyid=44774

(福井)



 日本経団連は10日、東南アジア諸国連合(ASEAN)や中国、インド、オーストラリアなどと経済統合する「東アジア共同体」の構築を政府に求める提言をまとめた


 域内では「関税撤廃を目指す」として貿易を自由化する一方、知的財産権保護や資源・エネルギーの安定確保を図るとした。11日に発表する。


 共同体は日本のほか韓国、ニュージーランドも含めた「ASEAN+6」が対象。提言は具体化を検討する場として、政府や経済界の代表で構成する「東アジア官民合同会議」設立を提唱。2010年をめどに東アジアの地域統合に向けた準備の本格化を要請した。

~~



まぁ、小沢さんが本当に国連至上主義なのかどうかわかりませんが

少なくとも、我が国独自シーレーン防衛展開のシミュレーションである

インド洋給油活動を停止すれば、中国には喜ばれるでしょう。


で、マスコミ・経済界からすれば、小沢さんでも福田さんでも

どっちでもいいわけです。


今度からは「面白い方」をやる^^

安倍政権時代には、何故か還ってこなかったブーメラン

どんどん還ってくるのでご注意ください。



小沢氏もあて名書き換え=代表務める政党支部

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007101100457