ランクル70のメンテナンスとして重要なポイントでもある

リーフのブッシュ交換を行う

 

難易度は高くなくても作業時間はかかる

特にアンカーピン側は過去の交換歴が遠い昔の場合は

カットするためにグラインダーは必需品 

  

アンカーピンのブュシュのガタが車両の揺れにつながるので

定期的な交換はしておきたい部分

  

やはり簡単に抜ける訳も無く

切断場所もピン本体を切るよりも安全な外側から落としていく

 

  

 

外側の耳をそぎ落としてピンだけにしてから

ブッシュにドリルで穴を開けてピンが抜けるようにしていく

 

   

 

どの部分もアンカー側はこの方法で抜くしか無かった

 

   

 

一番危険では無く

確実な抜き方

 

    

  

周囲のサビを取り新品のアンカーピンで組付け

 

    

  

問題はココからで

リアのシャックルブッシュは見た目はあまり切れ目も無く

まあまあ最近交換歴があると見えた

  

そんなブッシュの様子

 

   

 ブッシュの穴を覗いてもサビやゴムの欠損は見当たらないので

キレイな方だと思える

 

  

 

ただし、抜いたシャックルは問題外の錆び状態で驚きしかない

 

  

 

ピンの程度に驚くのではない

このピンとリーフブッシュの程度が合致しない事が問題

 

   

 

いつのことなのか誰が作業したのかはまあ良いとして

その時に状態はピンのサビがあり再使用は無理だったと想像出来る

   

なのにシャックルは交換せずにブッシュだけの交換にした作業

責任問題とかでは無くて、色んな人やお店を渡り歩いてきている旧車は

外観だけの点検ではこんな状態でも見落とす危険性があるということ

メンテンスをする際にはもしもの状況も想定して

作業メニューを決めることが重要となるでしょう