かいじゅうのうた
 
Amebaでブログを始めよう!

新年

今年もスキー場近くの宿で迎えた、新しい一年のはじまり。

新しい年の、今までと同じ毎日。

平穏なこんな時間を過ごせることに、感謝。

数年前の同じ場所で、腕の中で小さな寝息をたてていた命は、

今はそれぞれ自分の足ですっくと立ち、歩き、

そして、しっかりと自分たちで考えながら、生きている。

パンの焼ける匂い。


しばらく焼かない日が続いていたけれど

このところ、またマメにパンを焼いている。

パンの焼ける匂いも、発酵中の生地の感触も大好き。

でも、やっぱり自分でちゃんと焼こうと思った一番の理由は、

こどもたちがたくさん食べてくれること。

パン好きのかいじゅう達はもちろん、

あまりパンが好きではないチビかいじゅうまで

自宅で焼いたパンは、本当によく食べる。

その結果、ジャンクなパンには見向きもしなくなった。

素材の味をしっかりと感じられる食事。

大地の恵みをきちんとカラダにとりいれる大切さ。

言葉にしなくても、

少しずつ、そしてきちんと、

食卓から子供たちに伝わっている。

朝のできごと。

ちょっぴり焦げてしまった

今朝の食卓のウインナー。

食卓に並んだ自分のいすによじのぼりながら、

それを一番にみつけたのは、一番小さなかいじゅう。


「あ!たいへん!

 ウインナーがやけどちしゃってるよ!」


それは、小さなかいじゅうにとって、

とても、とても、大きなニュース。

テレビやラジオから流れてくる、どんな悲惨なニュースよりも。


こどもの言葉は、気持ちをほんわり、

あたたかくしてくれる。

そして、こんな素敵なひとときに、感謝。

こどもと一緒に。


ただいま、練習中。

おこらないこと。

でも、たぶん、
こどもたちより私のほうが
まだまだ未熟。

小さな胸の中にある
こどもたちのこころは
とってもとっても大きくて深い。

あらためて、そんなことを思う今日この頃。



あらためて。

少しずつ、少しずつ。

再開。

……の予定。

食事のしたく

WM友の会の、第16回TB企画:「食事の準備、いつしてますか?」に参加します。

もっと早く眠らせたい! 
もっとかいじゅうたちとの時間が欲しい!

という思いもあって、このところ、平日は朝の出勤前に、夕食の下ごしらえだけ、済ませて出かけるようになりました。

以前は、朝はバタバタとして忙しいので、夕食を作るのは子供たちと帰宅してから、というのが普通だったのですが、遅い時には、食事を始めるのが20時になってしまったりすることもあり、少しでも時間を短縮できればと、朝、下準備をするようにしています。

というのも、最近になって、ようやく夫が一人で、かいじゅうたちを保育園に送っていってくれるようになったから。

チビかいじゅうはいまだに夜中の授乳が卒業できないので、夕食の準備のために朝早く起きるのは辛かったのですが、夫とかいじゅうたちがでかけたあと、20分の時間の余裕ができたので、その分を夕食の下ごしらえにまわすようになりました。

家に帰ってからの支度は、煮る、焼く、炒めるなどの、"火を通す”作業だけ。

これがなかなか快適。夕食のメニューが”手早く作れるもの”であることは、今までと変わりないのですが、そのメニューの幅がぐんと広がって、食卓の彩りが豊かになったように思います。

チビかいじゅうの離乳食は完了期なので、別なものを作るのではなく、家族のメニューから取り分けます。だから、我が家のメニューは、"チビかいじゅうにとりわけできるもの"であることも大前提です。

保育園の給食は、とってもおいしいし、栄養士さんの作ったメニューだから栄養も満点。
1日2食、その食事を食べているから、夕食はちょっとだけ手を抜いても大丈夫。

そんな気持ちは今もやっぱりあって、時間のないときは、できあいのお総菜が食卓にのることももちろんあります。

でも、ちょっと手をかけた夕食を、かいじゅうたちと一緒に食べると、夕食の時間がもっと楽しい。そんな母の気持ちが伝わるのか、かいじゅうたちもよく食べてくれます。慌ただしく、せかしながらになってしまうと、食事はあまりすすみません。

子供は、親の気持ちに、本当に敏感です。

おいしい食事であることも必要だけれど、何より、楽しい食卓であることがやっぱり一番大切!
そんなことを感じさせられるひとときです。

子供の寝る時間

 毎年この時期になると、かいじゅうたちの保育園では、懇談会が開かれます。そこで毎回、話題にのぼるのが「子供を何時に寝かせるか」というお題。
アニかいじゅうのクラスでは、今年も例年通り、その話で盛り上がりました。

 成長ホルモンの分泌や、諸々の理由から、子供は21時までに寝かせるのがベストらしい、ということなのですが、保育園に通っている子供達は、多少の差はあるものの、おおむね、就寝時間が遅いよう。アニかいじゅうのクラスでは、23時前後が圧倒的でした。

 我が家のかいじゅうたちは、21時30分前後に眠るのが定番で、アニかいじゅうのクラスでは、早いほうだったものの、ようやく1歳を迎えたばかりのチビかいじゅうは、できればもう少し早く寝かせてあげたいのはやまやまなのですが…。

 ふたりとも延長保育に入っているので、帰宅するのが19時すぎ。そこから夕食の支度をはじめると、食べ終わるのは20時を回ってしまって、ふたりをお風呂に入れ、布団に入れるのは、頑張っても21時がやっと、というのが我が家の現実です。育休で家にいた頃には、ふたりとも20時台に就寝していたのですが、復帰した今となっては、夢の話になってしまいました。

 ただ、早く眠らせてあげたい、と思う一方で、子供たちとの時間も作ってあげたい。早く寝かせることに固執してしまうと、子供達と関わり合う時間が圧倒的に少なくなってしまうのです。とくに、アニかいじゅうと、ゆっくり話をする時間や、遊ぶ時間が、最近、あまりにも少なくなっていることに、ふと気がつきました。早く眠らせるべきか、それとも子供との時間を必ず作るようにするべきか…。日中、一緒にいてあげられないだけに、悩む所です。

 その分、週末はたっぷり…とは思っているのですが、週末は週末で、たまっている家事に追われてしまって、そんなに時間の余裕がなかったり。

 毎日ではなくても、アニかいじゅうの眠る時間を30分遅らせて、”ふたりきり”な時間を作ろうかなぁと思う今日この頃です。

沖縄

GW前半、家族で沖縄へ行ってきました。
現地でさらに夫の両親と合流。あいにく天気は曇りがちで、抜けるような青い空には恵まれませんでしたが、雨に降られることなく、3泊4日の小旅行を楽しみました。

お天気は今ひとつでも、さすが沖縄。暑さも厳しくて、子供たち、とくにチビかいじゅうにはちょっと辛いかな、と心配していたのですが、当人たちは暑さなんてなんのその。汗をびっしょりかきながらも、元気いっぱいです。

美ら海水族館ではニモやドリーを見つけて喜び、ジンベイザメの大きさに驚き、玉泉洞では暗さにちょっとドキドキ。
エイサーを見てその音と迫力に圧倒され・・・と様々な体験をしたかいじゅうたち。

アニかいじゅうは、大好きなもずくと、海ぶどうにご満悦で、毎日、家族中の分を一人、独占して平らげました。
チビかいじゅうは、初めて味わったすいかにハマり、カブトムシのように、両手にすいかを持って、緑の固い皮まで、かじりついていました。

旅行の度に思うのですが、旅行に出かけると、子供たちの表情がとても生き生き、きらきらしています。新しい経験や、初めて見る景色のせいもあるのかもしれません。
でも私たち親にとってもそうであるように、何より、家族と一緒に過ごせる時間を、子供たちがとても楽しんで、慈しんでいるように感じられます。

旅先に出て、私もリラックスし、子供たちと余裕をもって接することができるせいも、きっとあるのでしょう。

遠くで、長い休暇を過ごすことはできないけれど、こんな風に、年に何回か、家族小旅行に出かけるのが、ここ数年の我が家のひそやかなブームです。





出張

長男を出産以来、出張の話はいくつかありました。そして、国内で、かつ日帰りできる出張は、できるだけ引き受けてきました。

保育園のお迎えに間に合いそうにない時には、実家の母が、サポートしてくれました。

でも、かいじゅうが2人になった今、出張・残業には、今ひとつ踏み切れない自分がいます。

我が家では、子供たちのお迎えは私の仕事。夫は、出先から直帰など、よほどの事情がない限り、お迎えに行くことはありません。そもそも、夫の会社の終業時刻は18:30なので、定時ぴったりに退社したとしても、子供たちのお迎えはギリギリ。

3歳になったアニかいじゅうはともかく、まだ1歳にならないチビかいじゅうと二人まとめて、しかも夕方から夜にかけての一番慌ただしい時間帯の世話を、決して若いとはいえない母にお願いすることはが、どうしてもできないから。

ならばシッターさんを、とも思うのですが、人見知り全開のチビかいじゅうと、まだまだ甘えん坊のアニかいじゅうをシッターさんに預ける不安。

出張に行くとなると、海外なので、1週間~10日間。
チビかいじゅうの人見知りがおさまったら、夫の実家から義母に来てもらって…というのが一番理想なのですが、果たしてどうなることやら・・・。

安心感

我が家のかいじゅうたちが眠るとき、それぞれにお決まりの姿勢があります。

アニかいじゅうの場合は、彼が赤ちゃんの頃から使っている枕をさわりながら、私の身体の下に自分の足をモゾモゾと潜り込ませます。

チビかいじゅうの場合は、私の手を抱きしめながら、足を私の身体の上にちょこんとのせて眠ります。

はたから見るととてもユニークなのですが、二人にとってそれぞれなりの、母の存在を確認しながら眠る、安心できる姿勢なのでしょう。

それは、私にとっても同じこと。

二人の息子に挟まれて、右手のアニかいじゅうに、左手をチビかいじゅうに預け、アニかいじゅうの小さな足の存在と、チビかいじゅうの、もっと小さな足の重みを感じながら布団に入るひとときは、私にとって、とってもやすらぐひととき。

きっとあと数年でアニかいじゅうが、そしていずれはチビかいじゅうも、一人で眠るようになるでしょう。

少しずつ、でも気がつくとずいぶん大きくなっている彼らの、小さな手をしっかり握りしめて、今夜も眠るとしましょう。