スーさんと結婚式の計画を立てていたときのことだ。
何かと言うと二言目には「お金がなあ」を口にするスーさん。招待客の人数はそんなに多くはないものの、出来る限りベストは尽くしたい。そしてそれにはどうしてもお金がかかってしまう。それは仕方の無い事なのだが、女将にはいささか皮算用があった。
ご祝儀である。はるばる飛行機で来てくれる日本からのゲストはもちろん対象から排除。
女将のターゲットはイギリス人。全額カバーは出来ないまでも、それぞれの食事代位は戻ってくるのでは、と踏んでいたのだ。なので電卓片手にうなるスーさんを尻目に、女将の金勘定には若干のゆとりがあった。
しかし話を煮詰めていくにつれて、そのゆとりが両者の間にズレを引き起こす。そしてある日スーさんに、「ちゃんと計算してるの?」と聞かれた女将。その時に初めて「ご祝儀」を口にしたのだが。返って来た驚愕の事実。
イギリスにご祝儀の習慣は無い。
どっひゃー!そしてなぜスーさんがゲストの人数にこだわったか。料理の予算にこだわったか。持ち込めるお酒についてしつこい程ホテルに確認していたのかが瞬時にして解明された。
彼らは手ぶらでやってくる!!!
それどころか「日本じゃ結婚式の時にマネーギフトを持参するんだってよ」と出会う人皆に言いふらされ、そして全てのイギリス人に「えええええ!まじで??」と仰天される始末。「太っ腹ー」とまで言われた。そうじゃないのに。ご祝儀貧乏って言葉もあるんですよー。特に今の季節苦しんでいる人多いのではないだろうか。
もちろん、ご祝儀が無い代わりに「Wedding List 」ってのがある。そしてこちらも引き出物を考える手間が省けたのは助かったのではあるが。
しかし実際のところ、どうなんです?ご祝儀もらっても食事と引き出物でトントンなのだろうか。それとも少しはプラスなんだろうか。その辺いまだに分からない。
そういう次第で全て自腹で行った結婚式。
女将のお財布は逆さにしても、もうホコリと銭亀数匹しか出てきません。
何かと言うと二言目には「お金がなあ」を口にするスーさん。招待客の人数はそんなに多くはないものの、出来る限りベストは尽くしたい。そしてそれにはどうしてもお金がかかってしまう。それは仕方の無い事なのだが、女将にはいささか皮算用があった。
ご祝儀である。はるばる飛行機で来てくれる日本からのゲストはもちろん対象から排除。
女将のターゲットはイギリス人。全額カバーは出来ないまでも、それぞれの食事代位は戻ってくるのでは、と踏んでいたのだ。なので電卓片手にうなるスーさんを尻目に、女将の金勘定には若干のゆとりがあった。
しかし話を煮詰めていくにつれて、そのゆとりが両者の間にズレを引き起こす。そしてある日スーさんに、「ちゃんと計算してるの?」と聞かれた女将。その時に初めて「ご祝儀」を口にしたのだが。返って来た驚愕の事実。
イギリスにご祝儀の習慣は無い。
どっひゃー!そしてなぜスーさんがゲストの人数にこだわったか。料理の予算にこだわったか。持ち込めるお酒についてしつこい程ホテルに確認していたのかが瞬時にして解明された。
彼らは手ぶらでやってくる!!!
それどころか「日本じゃ結婚式の時にマネーギフトを持参するんだってよ」と出会う人皆に言いふらされ、そして全てのイギリス人に「えええええ!まじで??」と仰天される始末。「太っ腹ー」とまで言われた。そうじゃないのに。ご祝儀貧乏って言葉もあるんですよー。特に今の季節苦しんでいる人多いのではないだろうか。
もちろん、ご祝儀が無い代わりに「Wedding List 」ってのがある。そしてこちらも引き出物を考える手間が省けたのは助かったのではあるが。
しかし実際のところ、どうなんです?ご祝儀もらっても食事と引き出物でトントンなのだろうか。それとも少しはプラスなんだろうか。その辺いまだに分からない。
そういう次第で全て自腹で行った結婚式。
女将のお財布は逆さにしても、もうホコリと銭亀数匹しか出てきません。