なかなかブログを書けるような暇がございませんでしたが、やっとしまなみ海道視察に付いて手を付けたいと思います。

根本的な部分として、しまなみ海道(だけじゃないけど)にかかる橋は、自動車専用道路なのですが、側道があり、原チャリや自転車も走れるということです。地域住民の生活道路としても設計されてるのでしょうね。素晴らしい考え方です。
太平洋を見慣れている我々からしてみれば、瀬戸内海は全く波が無くまるで大きな湖か川のように感じます。
造船所がいたるところにあり、狭い水道を船がひっきりなしに行きかう景色は全く飽きることなく見ていられます。
独特の魅力がある地方です。

サイクリングロードは白線にプラスして青いラインが引かれており、すぐにわかります。
行き先の看板もかなり頻繁にありますので迷うことはないというか、島そのものが大きくありませんから海沿いを走っていればまた同じところに戻ってくるので迷ってしまう恐怖心は無いですね。

景色の良いスポットには地元の人が置いてくれた椅子やテーブルもあります。
何よりもすばらしいのは、しまなみでは車がサイクリストの近くを通らないということです。
1.5m運動というものをやっておられ、自転車を抜くときは1.5mスペースをとりましょう。ということを徹底されているのです。
地元の人に浸透しているので、自転車で走行中に怖い思いをすることがありません。
とても快適にサイクリングすることが出来ます。
多分、トレーラーを牽いても怖い思いすることは無いでしょう。
自転車に普段乗らないメンバーも多かった今回の旅で、私の陰謀で突然30km走らせたのですが、皆さん景色の良さと走りやすさで楽しく走ってくれました。

インフラについて書きますと、自販機でチューブが買えるところはそんなに無いです。
きちんとチューブを持って走らないといけません。
尾道、今治市所有のレンタルサイクルを利用して100km以上のサイクリングをするのは自殺行為です。自分のバイクを持って行ってください。
最短70kmでつなぐルートは海沿いを走りません。
このルートは選択しないでください。
島に入ったら出来るだけ海沿いを走って一周みて走った後、次の島に行きましょう。
泊まるならば島にある旅館、民宿を利用することをお薦めいたします。
素晴らしい体験が出来ると思います。

島一つ一つにグルメスポットがありますので、それを巡ってください。
伯方島では伯方の塩を使用したソフトクリームがあります。
魚介類は例外なくとても美味しいです。
我々もとてもおいしい魚を食べている地方の人間ですが、互角だと言いましょう。
最後に今治市の中田さん、宇都宮さん、松山の田中君には大変お世話になりました。
次回は完全制覇しに行きたいと思います。
加速度的に仕事が増えておりますが、その山を越えたら家族でまたしまなみを走りたいです。