明日は出張業務でEXPLOSIF乗り回してきます。

今回の為にドロッパーポストを入れました。長いこと在庫していたFOX DOSSを使用しています。
ハンドルバーは35mm径は私にはやりすぎなので31.8mmのカーボンです。

ライザーバーではないのでちょっとハンドル高下げることに成功しています。ステムを0度にしてもうちょっと下げたいですね。

私はFOXの新しいドロッパーポストのトランスファーよりもDOSSのほうがマッチしているライダーです。
下げることが出来る位置が2箇所でそれ以外の場所では止まらないという構造は使いにくいように感じますが、今まで2cm程度しか上げ下げしない使い方だった私にとって3cmだけ下がるTポジションは最高に使いやすいです。
XCポジションはちょっと窮屈なので、下りでは気持ちシートを下げて走りたい。そういう使い方になります。下げきるときはギャラリーの前でジャンプするときくらいになりますかね。

もう一つこのレバーも良いですね。フロントシングルであればこの様にまるでシフトレバーのように収まりますので、操作性も見た目もとてもスマートです。

それとこのドロッパーものすごいスピードで伸びますけれど、走行時はこのくらい速く戻ってこないとじれったく感じるので、それもいいところです。
ステルスではないということだけは減点対象ですが、それも上手く処理すれば邪魔にならないように出来ます。

 最近このバイクを乗り込んできて分かったのは、超ショートリアセンターのバイクはかなり難しいです。
得手と不得手がはっきりしてしまいます。
そしてその得手は、あくまでも中級者以上に与えられる恩恵です。
確かにカッティーズはあまりにも見事に決まりますし、コース中に丸太が倒れていようと簡単にバニーホップで跳び越せます。
こういうことのやりやすさはまるでジャンプバイクのようで、通常の山を走るMTBのものではありません。

そのために操縦性はとてもピーキーになってしまいます。
難しい登りで段差を超えつつ上っていくときなどは、ちょっとフロントを上げようとしただけで一気にリアに加重が移ってしまいリアを上げるタイミングを取るのが難しいです。
リアが跳ね上げられると簡単に前転しそうですし、かなり乗り手を選ぶようになります。

現状、ドロッパーポストを使用して下りではシートを下げないと行けないですね。
可変エンドの場合は、リアセンターを延ばしてマイルドにして対処するといいと思います。
明日のコースは難しいところが全くないので、当然最短ポジションで走ります。