冬は気温が低いうえに山は雪に覆われて走行不可能になったりしますものですから、この時期は徹底的なテクニック増強+雪が積もってない低地の平地でロングライドの組み合わせが良いですよ。

トライアルならば6畳くらいのスペースがあれば出来ますし、マニュアルやバニーホップのような練習でもある程度の広さがあれば大丈夫です。

仙台の冬は日中は風が吹きますけれど、夜間風が止む時が多いので営業を終了したスーパーなどの除雪された駐車場で徹底的に練習したものです。

マニュアルも上手くなると曲がれますし、起伏があるところもそのまま走れます。
先ずはブレーキレバーに手をかけて練習した方が良いですが、エキスパートはブレーキを使いませんので、そこを目指した方が良いですよ。
練習はホイール径の小さいバイクでやったほうが良いですね。29インチやファットバイクでやろうとすると筋力が半端じゃなく必要になります。

バニーホップは何か空き缶でもいいので対象物を飛び越すようにしましょう。
山の中で使うときは何かを飛び越したり、接地すると良くない区間を空中でやり過ごす為に使うので目印を正確に飛び越せる必要があります。

あとはコーナーリングですね。これは駐車場をただ左右に切り返しているだけでも上達します。
早く切り返すためにはリーンアウトで無ければなりません。リーンウィズでは身体が遅れます。
倒しこむ角度が45度よりも深くなるとタイヤのサイドのノブの角を使うことになるので、タイヤを感じられるようになります。これも練習してください。

ちなみに当店の納車前のバイクチェック走行ではこれらのことを全て試しています。
色々と動かしてみてしっくり来なければ再組み立てしています。
思い通りにバイクが動くように調整しております。

寒いと高速で走ることによる向かい風で身体が冷えすぎて良くないので、低速で出来、練習としても楽しいテクニック連、良いですよ。

もう一つの単純なロングライドですが、テクニック連で筋肉がこわばるので、リラックスしながらゆっくり走って疲れを取ると良いと思います。
脂肪を溜めすぎないようにすることも大事ですしね。