NOTUBEのチューブレスリムはタイヤをとりあえずリムにはめて空気を入れればもう簡単に空気が入りますが、中国製のカーボンリムがそんなにちゃんとしているとは思えませんし、何よりNOTUBEのファットチューブレスリムはかなり特殊な断面でそれを実現しているので、ちゃんとチューブレスとして機能するかどうかかなり怖かったです。
結果的には前後ともチューブレス化できました。仕事としてはオーケーなので良かったです。
しかし、一般ユーザーレベルで気軽にタイヤ交換したり出来るかどうかと言う問題があるので、そこが問題ですね。

さて、そこまでしてチューブレスにした理由はちゃんとあります。
実は、ファットバイクのチューブは一本600g程度有り、それを前後とも無くせば1.2kgも軽量化できるんです! 重たいファットバイクではかなり重要な足回りの軽量化。魅力的ですよね。
さらに、カーボンリムそのものが同じ幅のアルミリムより200g軽いので、トータル1.6kg軽量化できる計算です。

ファットバイクホイールのチャームポイントである穴が無くなってちょっと寂しいですが、きちんとカーボンの繊維が見えます。
やっぱり凄く軽くなっていて、ホイールを持つと普通のMTBと同じくらいになっているのが分かりました。これって恐ろしいことですよ。タイヤは1本1.4kg以上ありますからね。

あとは、通常のファットバイクのように低圧にしてもビードが剥がれないかどうか心配ですが、徐々に空気圧を下げていって試すしかないんでしょうね。

ファットバイクで軽量化をするのなら最終的には避けては通れない道のような気がします。