
Mサイズは既に入荷しており、これはただのサイズ違いなので特に書くべきことは内科と思うところですが、Mサイズに関してはとてもたっぷり乗ってみておりますのでこのバイクのことはかなり良く分かってきました。
はじめに、とにかくフォークが良いですね。140mmストロークでインナーチューブは34mmと結構太いんです。
その為に非常に容量が大きく、サグをしっかりとってもボトムまでいけないです。これはわたしのバイクであるロッキーのALTITUDEのFOXにも共通しますね。
32と34は全然別物なんです。攻めれば攻めるほど差が広がります。
そして、コメンサルはリジッドフレームに長いストロークのサスペンションフォークを組み合わせるのが本当に上手いんです。
27.5サイズのホイールになり、あまりロングストロークのフォークを搭載するリジッドバイクはなくなりました。そんなにストロークいらないと言うのが彼らの言い分でしょうが、実際6インチくらいのストロークのフォークをリジッドフレームに搭載するのはストロークによるジオメトリの変化によるダイナミックバランスの調整の難しさのために上手くできていなかったんです。
それをストロークの大きさの故のショック吸収力で隠そうとしていました。
しかしそう簡単にはいきません。
コメンサルはここらへんをかなり上手くやっていて、走行中違和感として感じにくくしてあります。変化はしているんでしょうけど、違和感としては感じないんです。
さらに、このバイクはフレームがクロモリでしなやかなので、アルミのようにリアが跳ね上げられるのをフロントフォークが抑えている感じも無く、終始落ち着いております。
これほどの完成度のバイクを買おうとすると、やっぱり30万くらい出さないといけないんじゃないかと思うので、このバイクのコストパフォーマンスは相当高いんですよ。