
今日はひょんなことから、チェーンの性能の違いをまざまざと見せ付けられました。
新車の完成車に初めからLEONARDIのスプロケットを投入したのですが、何をどうやってもシフトが決まりませんでした。
LEONARDIのスプロケット部分に入ると、シフトレバーを動かしてもチェーンがスプロケットの表面を滑るだけで、一向に変速してくれません。
調整そのものは完璧なのに、何ともなりませんでした。
1時間ほど悩んだ末、ハッと思ってチェーンをみたら、KMCの10sチェーン(結構高級なモデルなのに)でして、そのリンク表面が丸く角が落とされている形状だったのです。
その為にチェーンが滑っていたんですね。
そこで、シマノの非対称チェーン(シマノの10sチェーンは裏表あります)に交換したところ、一発で変速しました。
もう全く違う性能を持っていると言って良いようですね。
チェーン裏側はスプロケットの凹凸に引っかかるような形状になっているために、ダウンシフトの性能が高くなっています。
普通のスプロケットセットならば、多少チェーンの性能がいまいちでも不満なく変速してくれますが、ちょっとでも変なことをしたければ、チェーンは最高のものを使った方が絶対に良いです。
大体チェーンの値段なんて最高級グレードでもたかが知れているので、ここはケチらない方が良いですよ。
私のMUKLUKはチェーンはXTRなので、レース中の無茶なシフトでも全然へっちゃらでした。