不動山城は渋川市から少し北の子持あたりの利根川対岸、段丘の上にある。すぐ隣には2017年3月で閉校になった刀川小学校。城は空堀を挟んで南西の隣。
この地の有力者だった見立権太郎が築いた城らしいが、この一族に関する史料が少なく城についても不明な点が多いようす。一族の名をとって見立城とも呼ばれる。戦国時代には川向うの白井城の支城だったらしいとか。
天正八年(1580年)に西の真田氏の軍勢に攻め落とされたという。
昨日の雨は上がって暑い晴天になったが、どうにもヤル気の出ない週末、近くの古城をウロウロしたがすべて駐車場難で敗退💦気を取り直して訪問した。
小学校前から城塁が
小学校の前から西へ回り込んでゆくと、もう向こう側に城塁らしいものが見えてくる🙌
説明板も見えるな。
道は、城塁の下に立つ説明板の前で終点になっている。
ここは南北に走る堀が城塁の下でクランクになっていたらしいところ。
北側、小学校との間には浅い堀のようなものが見える。
まずはこの堀を奥まで見に行ってみるか。
丘の北端までゆくと森の中に入り、この先は利根川に向かって落ちる斜面のようだ。
で、バッサリですぐに終わっているのかと思ったら、ちゃんと竪堀になって斜面を降りている。
しかも、断面デカい🤯
段丘崖ですぐに落ちているのかと思ったら、そうでもなく30メートルぐらい先までは傾斜は緩やか、その先がストンと落ちている。
この竪堀を、城外側から俯瞰してみる。
寸詰まりですぐに終わっているように見えるが、f=24mmでコレなので、断面がそれだけ大きいのだ😮
つぎに堀の末端あたりまで行って、竪堀の終端と城内側の城塁を見上げてみる。
ここから下は利根川沿いまでこんな感じで落ちているようだ。
さて、ここはこのぐらいにして、城内のほうへ。
説明板の前へ。
史跡指定は1979年とのことだが、この説明板は最近新しくされたようだ✨
背後の城塁も、以前は草ボーボーだったとのことだが、キレイに刈払いされている。
高さ4メートルぐらいの、立派な切岸✨
そして、南の方へは堀の続きが直線的に伸びていた。さっきの竪堀の底が埋められたような断面をしている。
この堀の南隣の空間も、説明板の縄張図によれば曲輪だったようだ。
見たところ東に向かって階段のような感じになっているように見える。
そして城内へは、この坂道を登ってゆくようだ。
縄張図には描かれていないところを見ると、後補か…
そして、曲輪へ登ってみる。
野球の内野ぐらいの広さがあって、やや南北に長く、南東に向かって若干傾いているようだ。
東隣の曲輪との間の段がキレイ✨
最初に見た、小学校との間の堀も見おろしてみる。
だいぶ埋まってはいるようだが、やっぱり断面はこのぐらいの大きさで、往時はこれがそのまま西へ落ちていた。
小学校のほうを望む。
説明板の縄張図によれば、この曲輪の下で堀は北と西に分岐して、北の方は小学校のほうへ大回りしていたらしい。
そのようすが、ほんのわずかに見えるか…
この様子を見たところでは、この堀は小学校に完全に崩されたようで、少し残念…
濃厚竹ヤブへ突入ッ💨
さて、城の中心たる本城は、ここからさらに南へ少し下った尾根続きにある。
のだが…
この視界のない竹ヤブはデジャヴが強すぎる…🥶
ここは北端の曲輪と本城などのある中心部との間を南北に走る空堀なのだが、竹ヤブに視界をジャマされてはいるものの、相当にデカい。
そして、このぐらいなら地面は見えるので、突撃してみる💨
房総、小櫃の山本湯名城とか茂原の真名宿谷城とかに比べれば全然マシ✌️
斜面は傾斜がキツイが掴まる竹がふんだんにあったので、楽に堀底まで降りることができた。
が、南側はダメだこりゃ…😂
北側はすぐに段丘崖で、これで断面が見える…
f=24mmで、下側半分も入ってないわな🤯
小学校との間を走っていた堀よりもさらにデカいようだ。
そして本城側の切岸は、反対側より若干低いようで、だいたい5メートルぐらい。
ちなみに、反対側は6〜7メートルといったところ。
もともとの地形が南に向かってズリ下がるような感じで、これが丘城の丘続きを切る堀だったか…?
さて、ここから先は慎重に本城方面に向かわねば…🤨
竹ヤブ内にはキノコも生えてたりする。これはツエタケの仲間か?
ここは堀の北端に出ると小さな尾根が降りてきているので、そこから登ると楽。
登ると、早速城塁らしいものが見える😮
この上は二ノ曲輪だそうで、西側の段丘崖沿いには帯曲輪もある。
ここから、搦手からの道へ出るには、おそらく東に進んで三ノ曲輪の方に出れば良いのだろう。
が、本城へ行くならさらに南へ突進するのが良さそう…
で、西へ進んでゆくと、間もなく目の前を大きな空堀が横切っているのにぶつかった😮
これまた、濃密な竹ヤブで向こうが見えないほどだった…
ここは西の帯曲輪と底が直結しているので、ここから入ってみる。
倒木やら濃密な竹ヤブやらで何だかサッパリだが、底が平らで帯曲輪とも繋がっているところを見ると、ここが城内の主要な動線だった感じがする。
倒木で根が起きて一部壊されたようだが、二ノ曲輪に登ってゆく虎口のようなところも此方側に繋がっている。
さてと、本城は目の前に見えてるぜぃ🙌
登ってみるか💨
(赤城 不動山城 その2に続く)
(2025年10月1日 記)

























