でじたみん模型部57 タミヤ 1/700DDV空母いぶきを作ります(後編) | でじたみんさんのブログ ~おもちゃ・ホビー・美少女フィギュア・プラモデルetc 最新情報~
2019年02月12日 19時13分38秒

でじたみん模型部57 タミヤ 1/700DDV空母いぶきを作ります(後編)

テーマ:アイテムレビュー

 


みなさんこんばんみん!ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
 
不定期に連載しております「プラモ作りました」的な
限りなく趣味に近い、作ってみたプラモをご紹介する記事。

 

今回は「タミヤ 1/700 DDV192 空母いぶき」を組み立てる「後編」!

 

前編をまだの方は前編をご覧いただいてからがより楽しんでもらえる内容となっています。

■でじたみん模型部56 タミヤ 1/700DDV空母いぶきを作ります(前編)

 

 

 

 

それでは、後編はじまります!!

 

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■模型で徹底検証!

 
さて、それでは実際に存在している船であるとした時のマスト灯についてをまずは考察してみる事にします。

マスト灯を機能させる解決法は、
1:フォアマストを高くする
・・・でも、空母でそれは避けたい。
「ひゅうが型」のような起倒式形状はステルス的に不利で甲板面積にもマイナスと思われる。

2:ファランクスの前方に射界を遮らない高さ(低さ)でマスト灯を配置する。
しかしこれは位置的に右過ぎて設置場所が無く無理。

と、あれこれ悩んだ末、
であれば出来るだけ前方、ジャンプ台と灯火角度が干渉しない位置に移設する形で対処することに。
 
 
後部マスト灯はメンマストのOPS-28対水上レーダーの前方に設置されてます。
そこから首尾線上に平行位置に前部マストも存在しなくては成りません。
なので白線の延長戦上のどこかにフォアマストを移設する事に成ります。
紙で左右112度30分のゲージを作り、ジャンプ台と干渉しない位置を探りました。

 
フォアマストの移設に伴い、右舷艦首飛行甲板を拡幅しました。
拡張した飛行甲板部には係止環のモールドを施します。
 
矢印10:キットはスキージャンプ台左舷のキャットウォークに、「いずも型」そのままに消火設備が有りますが、
当然実艦に有っても使い物にならないのでリールのモールドを削って移設。
 

 
矢印11:フォアマストを前方に移設するとファランクス右舷後方の射界を
遮ってしまうので、ファランクス設置位置を右舷側に移動して射界を確保。
 
矢印12:フォアマストが前方に移動した分、航空機車両転落止めも前方に延長しました。
 
矢印13:舫綱用のハッチを追加。「いずも」には従来無かったものですが、
最近「かが」同様に「いずも」にも追加装備されたのは記憶に新しいですね。
 

 
矢印14:フラップには米空母風ステイを取り付け。船尾に端艇を係留する際にガードになります。
 
矢印15:「いずも型」ではこのハッチから船尾に係留したボート梯子を降ろして乗り込みます。
が、『考察・オレいぶき』では一旦ステイ上に降りる感じになります。
 
矢印16:キットでトランサムにモールドされていたクリート(の凹み)は
使えなくなったので、ステイ側面に移設しました。
 

 
 
 
 
プロペラを仮止めして喫水線下の完成した状況を確かめます。
 
喫水線下には多数の取水口、喫水線直上には排水口がズラリと並びますが、1/700スケールなのと、
蒸気タービン艦の復水器用取排水口のような大きく目立つ穴では無いため省略としました。
それと、左舷舷門のハッチ、右舷11m作業艇格納庫用のハッチは「閉」としました。

漫画では「いずも」をベースに「いぶき」のデザインをしているので、
これらのハッチ類は有りませんが、『考察・オレいぶき』では、
「かが」で有るものがよりアップグレードした順同型艦である「いぶき」で
再び無くなり退化するとは思えないため、これらの艤装は「かが」に準拠したものとしました。
 
 
書籍やネット上では、これらの「いずも」と「かが」の相違点は、
「いずも」の使用実績から改良されて「かが」では設計変更されたと書かれてますが、
このブログで先にもお伝えした通り、最初から装備予定だったものが「いずも」では省略されたに過ぎません。
 
「かが」は船体剛性分布も「いずも」から改良されているのが目視観察からも分かります。
分かりますがっ!
 
それがいつのまにか「F35B」搭載対応の設計変更と解釈されて、
伝言ゲーム的に広まっているのが残念なところですね。
 
勿論、船体設計の根幹に関わる設計変更は「いずも」の使用実績を
見てからやったのでは「かが」の建造には間に合いません。
現代の艦艇設計ではコンピューターシミュレーションによる解析結果が
適用されて同型艦でも見えない部分で改良が進んでいます。
 

・・・・と、ちょっと熱くなりすぎてしまいました(;^_^A
何分、今回のいぶきは大好きな「船ジャンル」な上に、実際運用をまでを
検証した組み立てレビュー。熱の入れようが普段と違ってきてしまいますw。
 
 

さて、組み立ての方に戻りましょう。
 
次は「搭載機」
搭載機はF35BとSH60Kだけでは実際運用的に余りに無茶なので、
早期警戒機も搭載する事にしました。
候補はマーリン(海自のMCH-101)とオスプレイのAEW型。
 
で、検討のすえ「オスプレイ」の方にしました。

 
ただし、実機で計画されている背中に三角アンテナ背負ってるタイプではなく、
胴体下部の円盤カバー内に三角アンテナを内蔵しているタイプを創作。脚柱を延長する設計変更も想定。
機体は既存のものではなく、米空母用に開発したばかりのCMV-22Bを想定して
アオシマのキットから流用・改造をしました。

ついでに戦闘救難ヘリも。通常のCH-60Jではなく、SH-60Kをベースとした機体に。で、これも創作です。

なので尾輪の形式上、敵地地上をタイヤで移動する匍匐前進戦術は出来ません。
偵察機や電子戦機も有った方が良いですが、搭載機数の制約や導入予算を考えると、
双方F35Bに偵察ポッドや電子戦ポッドの搭載で対処するのが現実的かと思いました。

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■仮建造?
 
 

ここでいったん仮組み。
 
矢印17:搭載機給油用ホースリールを追加してディテールアップ。
 
矢印18:スキージャンプ台横のキャットウォーク内の飛行甲板消火設備や
航空機給油装置は使えないので、「いぶき」では設計変更。
救命ボートのコンテナ等レイアウトの見直しをされてると想定。
 
矢印19:追加ディテールアップした搭載機給油用リール。
 
矢印20:ミリオタ100人中100人が興味無い(?)であろう救命環自動投下装置を追加でディテールアップ。

熱が入りすぎてやらなくても良い考証ばかりに気を取られ、
工作に手間がかかってしまいましたが、これでいよいよ塗装・仕上げに入ります(^^♪

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■塗装・仕上げ

工作もひと段落し、完成まであとわずか!
 
ところが・・・

 
マスキングテープを剥がしたら、艦底色ごとベリベリと剥がれてしまい
下塗りのマルーンが見えてしまいました、ガガーリン⁉ガーン

しばし放心状態でしたが、こちら乾燥後に修正を行うとして、複合作業艇と11m作業艇の塗装を進めます。
 
 
どちらも実物には多数のバリエーションがあります。
11m作業艇は、艇淵全周にゴムが巻かれ、角に網のクッションを付けたタイプにしてみました。
なお11m作業艇はFRP製と言われてますが、防食装置が見える事からハルの材質は実際には鋼製だと思われます。
おそらく重量軽減(鋼製よりプラスティック製やアルミ製の方が軽いというのは俗説)策ではないでしょうか。
 

そうこうしていたら第二の悲劇発生・・・
 
 
矢印21:第二の悲劇。
艦番号「192」のデカールに軟化剤を塗ろうとしたところ、
1の文字が軟化剤含んだ筆にくっ付いてしまい船体から剥がれてしまいました。

軟化剤に触れたデカールはグズグズに分解してしまうので再利用は不可能・・・。
こうなっては、同じ大きさの番号のデカールを調達するか、
描くしかありません(結局は後者になりましたが(;^_^A )。

 
飛行甲板にデカールを貼りこんで行きます。
漫画の「いぶき」は首を傾げたくなるような実用不能な発着甲板のマーキングなので、
より有り得る形に附属のデカールを切り張りして施しました。


矢印22:附属していないアンテナは、ピットロードの「いずも」型より流用。
かなりのオーバースケールなので付けなかった方が良かったかもと思ったり。


ゲージの一枡は1㎝です。
漫画のF35JBが米海兵隊の塗装に準拠しているのに対し、
ここでは空自支援戦闘機の「洋上迷彩」としてみました。

 

エレベーター板にフリーハンドの手描きで白線を入れました。
純白は見た目が浮いてしまうので、ほんの少しグレイを混色して彩度を落とします。
 
ブラストデフレクターは接着せずに開閉両方を再現する為、閉用の板を切り出しました。
エレベーターとは逆に、デフレクターの白マーキングは一度で仕上げようとせずに
だいたいで描いて、この後に甲板色で修正します。

 
デカールが剥がれた艦番号部分を描き込みます。
喫水標のデカールも元々のキットが洋上モデルの為に水面までしか無いので、喫水線から下の分を描きます。
船首斜めの喫水標がボトム(キール)ラインからの高さ、
その後ろの垂直に書いてあるものがソナー下からの高さを表します。

 
甲板、各エレベーターのマーキングを施します
実在の護衛艦のエレベーター縁は白の点線ですが、演出として黄色の点線としてみました。

 
これで船体はあらかた塗り終わりました。
艦尾付近の喫水標は舵下端からの高さを表します。
いずも型のフィンスタビライザーはボトムラインから下に突出していないので、フィン用の喫水標はありません。
 
また、スターンフラップがある為に、艦尾後端側面にボトムラインからの
高さを表す喫水標が書き込まれる筈ですが、作例ではいずも型同様トランサムの中心に入れてあります。

 
救難作業車と牽引車は車両の裏側にゲートが有る為、
ランナーから切り離さずにパーティングラインだけ消して塗装とデカール貼りをやってしまいます。
U字型のヘリ移動用ハンドラーは側面にゲートがあるので、
一旦切り離してから元のゲートに裏面を接着して塗装しました。

 
船体に艦橋などを接着していきます。
 
矢印23:艦側面に何箇所か有るライトグレイのタイルは、
商船ではよく見られるタグボートでプッシュするポイントを示すマーキングです。
 
矢印24:艦中心の喫水標。ボトムからの高さで、喫水線下は手描きで追加。
 
矢印25:自作した舷梯。舷門のハッチも「かが」同様の物を追加工作しました。
 

 
搭載機が完成。
航空自衛隊の支援を受けられない遠隔地で早期警戒を行うオスプレイベースのAEW機。
補給輸送と空中給油を担当するCMV-22B。
敵勢力圏下で救出活動を行う戦闘救難機。
戦闘機の発着艦時に空中待機し緊急事態に備えるSH-60K
(哨戒任務には就かず雑用専用。退役前のSH-60Jを転用する方が現実的かも?)
 
 

そして、艦本体も完成しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
喫水線黒帯の上側は水面と平行では無く、旧海軍の艦底塗料と軍艦色の塗り分けライン同様に
真ん中が低く、前後が高い円弧ラインとなっています。
 
艦尾ファランクスとシーRAMは、いずも型と配置を入れ替えました。
艦首のファランクスの左舷射界をスキージャンプ台が遮る為、
近接戦を優先してファランクスの確実な全周射界を確保する為です。
 
飛行甲板の真ん中が凹んでしまった為、ブリッジが傾いてしまいまいました。(;^_^A
 
 
「いぶき」はいずも型より発着スポットが舷側寄りなので折角の飛行甲板の広さの余裕が
スポイルされてしまっています。
スタビライザーで揺れないとはいえ、空陸自ヘリの運用や、災害出動で消防警察などのヘリが
着艦するのに難儀しそうです。

 
 
 
 
 
アンテナ類は演出的にライトグレイで周囲から引き立つように塗装しました。
IFFアンテナの円盤ベースは「あきづき型」よりステルスを意識した多角形に変更されているので、
「いぶき」も多角形に成る可能性が高いですがキットそのままとしました。
 
スポンソンには強いキャンバー(外側に向けての傾き)が付いてるのが
「いずも型」の特徴の一つですが、残念ながらキットでは再現されていません。
一方、艦尾のファランクス&RAMの台座は水平で、スポンソンとの角度の違いは
肉眼でもハッキリ分かる程に違います。作例では面倒なのでスポンソンは水平のまま接着しています。
 
 
 
 
戦闘救難ヘリとAEWが発艦スポットに配置についてます。
後部エレベーターには戦闘救難ヘリに後から追い付いて空中給油を行うCMV-2B。
AEW化したオスプレイは最低地上高をベース機と同じとする為、脚を延長していますがよく分からないですねw。
 
 
 
 
 
着艦したAEWをトラクターが牽引開始、後部エレベーターは発艦するF35が上がってきました。
着艦したF35が前部エレベーターで下降中。
艦首では、発着艦時の事故に備えて飛行警戒中のSH-60と交代する為の機体が待機中。
 
いや~。エレベーターはF35に測ったようにピッタリだ~。(棒読みw)
 


F35Bの着艦は米式ではなく英式と想定。
艦左舷からアプローチして相対速度をゼロとし見かけ上の垂直着陸をするのではなく、
真後ろから艦よりもやや早い速度で接近するあたかも通常の空母への
着艦のスタイルに見える形の方が運用し易いと思います。
 
着艦のラインは、発艦用の点線ではなく、右の実線を目標とします。

着艦して・・
 
 
行き足があるので甲板上を進み・・

 
・・・止まりました。


矢印26:スキージャンプ台の先端付近に引き込み式の着艦誘導装置のハッチが有ると想定。
いずも型本来の誘導装置は矢印27の部分です。
 
 
トラクターが接近します。 F35Bがアプローチする際に見えるであろう光景。 


勿論、実際は艦尾旗竿は折り畳まれます。
 
 
 

続いてはF35Bの発艦風景。
 

さらにちょっと遊んでみたり・・・
ここからは厨二病的興奮度満点の光景をお楽しみください。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

そして唐突な「やってみたコーナー」~!
誰しもがやってみたいで有ろう事をしてみました(笑)
 
 
以上
「タミヤ 1/700 DDV192 空母いぶき」

、「実際にいぶきが存在したらどのような艦になるか?」を考察しながら組み立ててみました(^^♪

実際に「いぶき」が建造されたらという想定で製作しているものの、
漫画の特徴であるスキージャンプ台はそのままとしていますww。
その結果、見ての通り飛行甲板面積のわりに融通の利かない構成と成っていて、
デッドスペースが多く、いかにも取り回しのし辛い配置となってしまいました。(;^_^A
 

実際スキージャンプ式の空母とするなら、この様な飛行甲板にした方が合理的な筈です。
 
ネット上では「いずも型はバウソナーの重量で艦首にスキージャンプ台は装備出来ない」
などという意味不明の話が蔓延っており信じてる人も多いようです。
 
しかし、軍艦の艤装重量を吸収するのは船殻剛性と重量バランスで決まるもので、
タンカーの様に部分部分の浮力が上に有る船体や積荷を支えてる訳ではありません。
勿論、高速が要求されない米揚陸艦や他類似艦のように肥大船形ではいずも型は
無いので艦首最先端に重量を足す事が不利である事は間違いないのですが、
特に「いずも」は剛性不足部分にさらに余計な負荷がかかるので強化分の何らかの
代償重量を減らす必要は有りそうです。

もし「いぶき」を実際に導入するとしたら、調達予算は搭載機含めて推定約4000億円。
一日当たりの運用維持費おおよそ約8000万円と概算すると・・・・なかなかに実用化までは先が長そうです。(;^_^A
 
とにもかくにもキットの出来はとても素晴らしい仕上がりです。
いずも型としても良い出来ですので、もし「いずも」「かが」を作る際には
この「いぶき」を基にさらに手を加えてくるんだろうなと思いました(^^♪
 
ぜひ、またタミヤさんにはキャラクタープラモデルを手掛けてもらいたいものです。
それでは!!
 
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タミヤ 1/700スケール プラモデル

 

 

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※組み立て・塗装の必要なプラモデルです。完成品ではございませんのでご注意ください。

 

 

(C)KAWAGUCHI・EYA/SHOGAKUKAN
(C)かわぐちかいじ・惠谷 治/小学館

 

 

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