「銭湯」と「スーパー銭湯」って、実は大きく違います。

私は「スーパー銭湯」も好きですが、マニアとして来訪するのは、いわゆる「街の銭湯」というものでして。

たいていは個人経営で、そして、地元の「公衆浴場組合」というのに加入しています。

このため、組合協定料金というのが決まっていて、(24/12現在 東京は550円 神奈川県は530円)勝手に料金を決められません。組合に入っていると、様々な法律に縛られますが、いっぽうで自治体からの補助金を得ることができます。その補助金ですが、東京のほうが神奈川よりも高額らしく、そのため、神奈川の銭湯はどんどん廃業していきますが、東京はわりと残っています。

 

その「銭湯」にあちこち行くのですが、困っていることがあります。

 

「ちゃんと営業しているのかどうか?」

 

これがなかなかわからないのです。

 

スーパー銭湯であれば、ほぼ必ずHPがあり、ネットで調べることができます。

そして、「年末年始の営業のお知らせ」とか、必ず掲載されているものです。だから、スマホで簡単に情報を把握できます。

 

しかし、「銭湯」となると、ネットで情報を得ることが難しいのです。

「自前のHPを持っている」銭湯は非常に少ないです。もちろんSNSもやってません。

また、自前のHPがあったとしても、「10年間くらい更新していない」「最新情報などまったくない」というところも多いです。

 

ここで頼りにするのが、「公衆浴場組合の公式HP」なんですが、これが、本当にひどい。

「1年前に廃業して、現在、新築マンションが建設中」というところでも、「営業中」としてHPに掲載されています。

綱島にあった某有名銭湯は、とっくの昔に解体されて、新綱島の駅に変わっているのに、ちょっと前まで、公式HPに載ったままでした。

 

「臨時休業」とか「年末年始の営業日程」など、まったく掲載されません。

 

組合さんには何度も苦情を言いましたが、まったく改善されません。やる気、なさすぎです。

どこの銭湯も経営が大変なんですから、せめて、こういった情報開示はしっかりとやっていただきたいです。努力が足りません。猛省を求めたいです。

 

さて、ネットがまったくあてにならないという「昭和」みたいな銭湯業界ですが、ここで頼りにするのは「電話」です。電話しかないのです。

 

しかし、この電話もあてになりません。

 

「忙しいと電話に出ない」

「忙しくなくても電話は無視する」

 

こういう銭湯がけっこうあるのです。

 

そして今日(火曜日)、組合の公式HPでは「毎週日曜日休業」となっている横須賀の銭湯に行ってきました。

事前に電話をかけましたが、出ません。

 

でも、なかなか行ける機会のない遠くの銭湯なので、とにかく行きました。

 

そしたら・・・・

 

 

 

お休みでした・・・・・・

 

まさかの「週休4日制」。。。。。

 

経営者がみなさん高齢で、「週休3日制」の銭湯はいくつか知ってますが、まさか、「週休4日」とは・・・・さらに、営業時間もたったの4時間。

想像を超えてました。

参ったなあ。

 

 

まあ、銭湯マニアなので、こういうのも予想して、予備用の別の銭湯を調べておいたので、そっちに行きましたけど・・・・

 

銭湯って、地元の常連客がほとんどだから、こういう「貼り紙」1枚で済むことは済むんですけど、私のような銭湯マニアとか観光客もいますから、情報は公開して欲しいなあ。

 

がっかり。