ビデオ、返せ! | デジタル復元師の「方丈記的ブログ」

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ヤフーブログで続けていた「方丈記的ブログ」を、こちらに復活。仕事以外のことを中心に、忘れたくないことをつらつらと。

ラジオから「ミスター・ボージャングル」が流れてきた。
ニッティ・グリッティ・ダート・バンドのだったのだけど、私にとっての「ミスタボー・ジャンゴー」は、どうしたってサミー・デイビスJr

もうどうしても聞きたくなって、というよりも見たくなって、ユーチューブを検索。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=NvYmL5KsvYA
(音が悪いけど、やっぱり歌詞もかみしめたい、と思って、こちらを鑑賞しました)

やっぱり、泣ける。
越路吹雪の「ろくでなし」くらい、完成している。
誰よりも、何よりも、サミーの「ミスタボー・ジャンゴー」を生で見たかった……。

私は、浪人時代にサミーの本当の凄さを知り、NHKでやっていたライブを録画して、繰り返し見ていた。
黒人のエンターテイナー、しかも同じようにダンスが達者だった主人公ボージャングルのお話は、サミーの身体を通してリアルに息づくのを感じ、ふるえた。
多分、将来に大きな不安を抱えて弱っていた私の心に、沁みたのだろう。

ボージャングルは実在のダンサーで、アメリカ最初の黒人映画俳優とも言われている。


その繰り返し見ていたビデオ、心の支えになっていたビデオ、あまりにも素晴らしいからと友人に勧め、貸して、そのまま返ってこなかった……。

ビデオのライブには、もう一つ泣けて泣けてしょうがない曲があって、すかさず検索。
あった!
http://www.youtube.com/watch?v=y1cfabamrO0
「オーマンリバー」

驚いたことに、この映像、私が友人に貸したビデオのライブと同じ!
ただでさえ泣けて泣けてしかたない曲なのに、もう色んな事が思い出され、見終わった時にはぐちゃぐちゃ。ホント、最近涙もろすぎだ~。
特に「生きたくない、でも死ぬのはこわい」のところが、もう最高に心わしづかみにされる!

記憶違いでなければ、このライブでサミーは「ミスタボー・ジャンゴー」で、飛びながらかかとを鳴らすステップを見せていた。
検索しても、このライブの「ミスタボー・ジャンゴー」は出てこなかったが、もっともっと若いころのサミーが、もっともっと軽やかにジャンゴーしていたのを発見!
http://www.youtube.com/watch?v=5voM2HExV_Q
間違いなく、確かに、かかと鳴らしてた!


こうして色々と検索して楽しんでいるうちに、実は「ミスタボー・ジャンゴー」は、伝説の黒人ダンサー、ボージャングル・のことを歌ったのではない、という日記を発見。
謎が謎を呼ぶ急展開は、次回に!