【リンク↓】 配信:日経メディカル

 

がん患者さんの50-80%に見られるというがん悪液質が、患者さんの状態を悪化させてしまうことはよく知られていることですが、これを早く発見して対応することがとても重要であるという記事です。

 

目安としては体重が5%減少したら、お医者様に伝えるように、とのことです。

また、食欲も大事。大好物の食べ物なのに食べたくない、等の症状が出たらすぐにお医者様に相談を。

 

この記事で感じることは、がん悪液質に関しての早期対応を主張しておられるのですが、どのように対応するのかについて、ちょっとわかりにくいですね。

 

また、がん悪液質に対するお医者様の”感度”は大丈夫なのかな、というのもあります。

例えば、本当に5%の体重減少が見られたことをお医者様に相談したとして、どんなご対応をしてもらえるのか、なんとなくここは差がありそうな気もするのです。

 

記事にもありますが、体重減少によって治療の選択肢が狭まることは、命に直結する一大事です。

逆に言えば、体重維持していくことは、一つの有望な道でもあると思うのです。