天皇陛下 63歳の誕生日 皇后さまに「心から感謝」
≪誕生日会見のお言葉より一部抜粋≫
結婚してから30年近くが経つのかと思うと、時の流れの速さを感じます
昨年12月の雅子の誕生日の感想にもありましたが、雅子が29歳半の時に結婚してから、その人生の半分以上を私と一緒に皇室で過ごしてくれていることに、心から感謝するとともに、深い感慨を覚えます
この30年近く、二人で一緒に多くのことを経験し、お互いに助け合って、喜びや悲しみなどを分かち合いながら、歩んでまいりました
雅子はこの1年も工夫や努力を重ね、体調を整えながら、皇居での行事、都内での式典やオンラインによる各地への訪問、そして昨年10月以降は、栃木県、沖縄県並びに兵庫県へと、再開された地方への訪問に臨むことができました
また、突然の英国訪問となった昨年9月の英国女王エリザベス2世陛下の御葬儀への出席は、時差が大きく長時間のフライトとなるなど厳しい日程だったと思いますが、二人でそろって参列できたことに安堵いたしました
この1年はコロナ禍の状況も少し落ち着き、その前の年に比べ、出席する行事も増えましたし、養蚕についてもコロナ禍に入ってからの態勢から蚕の種類や頭数を増やすことができ、伝統を引き継ぎながら熱心に作業に取り組んでいます
そのような中で本当によくやってくれていると思います
ただ雅子はいまだに快復の途上で体調には波があり、大きな行事の後や行事が続いた場合には疲れがしばらく残ることもあります。そのような際には、十分な休養を取ってほしいと思います
これからも無理をせずにできることを一つ一つ着実に積み重ねていってほしいと思います
雅子は私の日々の活動を支えてくれる大切な存在であるとともに、公私にわたり良き相談相手になってくれていますし、愛子の日常にもよく気を配りながら見守っており、生活に安らぎと温かさを与えてくれていることもとても有り難く思っております
私も今後ともできる限り力になり、支えていきたいと思っています
国民の皆様には、これまで温かく心を寄せていただいていることに、改めて感謝の気持ちをお伝えするとともに、引き続き雅子の快復を温かく見守っていただければ有り難く思います
雅子様に対する感謝の気持ちと
愛情が満ち溢れたお言葉でしたよね。
「皇室に入られることには、いろいろと不安や心配がおありでしょうけれども、雅子さんのことは僕が一生全力でお守りしますから」
雅子様にプロポーズした際、
天皇陛下がこう言われた話は有名ですが
ご結婚されてから30年間、
その約束をずっと守ってこられた天皇陛下。
世間の誹謗中傷からも、
皇族や宮内庁の人達のイジメからも、
ご自分が盾となってまで
雅子さまを守り続けておられます。
もしこの陛下でなかったら
雅子様は今もこうして微笑んでいることが
できなかったのではないでしょうか。
雅子様・愛子様のためにも
日本国民のためにも
どうかずっと健康で長生きして頂きたいです。