シワ対策に夢の新技術！『人工皮膚』
女性にとっての永遠の悩み「シワ」
そんなシワを改善する化粧品が次々登場していて、
今や「シワ改善化粧品・戦国時代」という状況に。
今までシワ関連の化粧品は
「乾燥による小じわを目立たなくする」といった消極的な言い方しかできませんでしたが
2016年からは、国の承認があれば「医薬部外品」として「シワが改善できる」といった表示ができるようになっています。
そもそもシワが出来る大きな原因は、皮膚内のある酵素。
それが細胞を攻撃することによって深いシワが出来てしまう。
しかし各メーカーではこの酵素を徹底研究した結果、その酵素に対する抑制成分を発見！
抑制成分を酵素に与えることによって
酵素の働きを封じ込めることができるため、シワが薄くなっていく。
開発に成功した国内の化粧品メーカーは揃って”シワ改善”をうたった商品を打ち出していて
どのメーカーも異例の大ヒットになっています。
まずポーラがシワ改善をうたう美容液を国内で初めて発売。
1年余りで121万個の売り上げを記録。
次いで資生堂がシワ改善のクリームを発売し、発売1か月で68万個を出荷。
今月にはコーセーが新商品を発売。
そんな中、現在美容業界に大激震が！
シワ対策に「人工皮膚」という新技術が登場！
元々米国で開発されたものを日本の資生堂が買収したんだそうです。
まず皮膚の上に高分子化合物を配合した特殊なジェルを塗り
それをよく浸み込ませたら
特殊な専用クリームを重ね塗りすると
瞬時に化学反応がおこり皮膚の上に薄い膜（人工皮膚)が出来る。
人工皮膚が凹凸を補正し、シワやたるみを隠せるという仕組み。
しかも、皮膚呼吸を妨げず肌への負荷も低いということ。
この特殊なジェルを年配女性の顔の半分にだけ塗って
皮膚が一番薄い目の下をギュッとつまんでみたところ・・・
何も塗っていない方は皮膚がよれてしまったのに対し
人工皮膚が出来ている方は皮膚がピンと張ったまま。
資生堂はこの技術を応用してシワを覆い隠す化粧品を2020年までに商品化しようと
現在猛スピードで研究・開発中なんだそうです。
また資生堂の研究所によると
「シワ改善だけではなく、やけどや傷の跡を覆うなど様々な展開ができると期待している」とのこと。
シワをなくすことができるのではなく「シワを隠す(消す)ことができる」という点が残念ではありますが、それでもシワに悩んでいる人にとってはかなり嬉しい情報ですよね。
ただ「おいくら万円になるんだろう」という問題が。
資生堂がアメリカの「オリボ・ラボラトリーズ」から人工皮膚形成技術の特許と関連事業を買収した金額は数十億円だったそうですが
10億とか20億ということは絶対に有り得ないと思うので、元を取るだけでかなり大変ではないかと
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