「ホスピタルダイエット」でまた被害が出たというニュースが入ってきました。
 
 
以下、Yahooニュースからです。
 
 
 
千葉県は18日、無承認・無許可の医薬品
「ホスピタルダイエット」を服用した県内在住の20代の女性が、
排尿困難、手足の震え、意識もうろう状態などの症状で病院に入院したと発表した。
 

県薬務課によると、女性は昨年11月、
錠剤とカプセル計8種類をタイから個人輸入し、その後服用。
錠剤などからは国内外で医薬品として承認された成分、
国内の医薬品と類似した成分が検出された。

ホスピタルダイエットと称する製品は国内で
死亡事故を含む複数の健康被害報告があるという。
 
同課は「服用している人は直ちに中止し、
健康被害が疑われる場合は医療機関を受診すると同時に保健所に連絡してほしい」
と呼び掛けた。
 
 
 
 
 
 
数年前にも問題となった「ホスピタルダイエット」ですが
いまだに購入して服用している人がいて
しかも健康被害が出ているということに驚いてしまいます。
 
 
ご存じない方のために一応説明しますが
「ホスピタルダイエット」というのは
タイの『MDクリニック』という薬局や
『ヤンヒー病院』などで処方されているダイエット薬のことです。
 
特徴として「ダイエット効果のレベルを選べる」という点が挙げられます。
肥満治療薬ですから、
服用すると食欲がなくなってきて体重は落ちていくのですが
問題なのはドンドン効果の強い薬に手を出してしまう傾向があること。
 
 
「もっと痩せたい」「早く痩せたい」という思いから
効果が強い薬をたくさん服用してしまう人が続出しているそうです。
 
 
 
今回入院する羽目になった20代の女性が服用していたのが
こちらの『MDクリニック』の薬。
 
 
 
 
 
 
8種類も飲んでいて、しかもかなり効果が強い物だということです。
 
 
『MDクリニック』のダイエット薬には以下のような物もあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この薬に関しては
「芸能人が服用している」
「芸能人が太らないのはこの薬のおかげ」
という噂が広まっている点も見逃せません。
 
 
若い女性などは
「あのモデルが使っているなら」
「あの女優が使っているなら私も」 
という気持ちを持ってしまいますからね。
 
 
 
でもサプリメント(食品)と違い、こちらは薬ですから
用法・容量・使用期間などを守らないと大変危険ですし
きちんと守って服用しても副作用が出ることが多いといいますから
強いレベルの物を大量に飲んでしまったり、
長期に渡ってずっと服用していたら
命を落とすことも十分考えられるのではないかと思います。
 
 
 
 
一方の『ヤンヒー病院』についてですが、
形成外科、美容整形、美容皮膚科がある総合病院で
世界的にも有名な病院なんだそうです。

ヤンヒー病院には「ウエイトコントロール科」というものがあって
そこで処方される肥満患者用の治療薬が「ヤンヒー病院処方薬」

そこで処方される薬は、
甲状腺に働きかけ体の代謝を上げてる効果があるため
ダイエット効果が高い分、結構強い副作用もあるといいます。
 
 
 
 
 
 
 
MDクリニックと同じと思える薬が含まれています。
 
 
 
 
 
こういった薬は、
「超過体重」とか「すぐに痩せないと命が危ない」
という人が服用するならわかるんです。
 
痩せないとどのみち死んでしまうのなら
薬を使ってみる価値はあるからです。
 
 
 
そういう理由もない人が、
ただ単に痩せたいからという理由で
こういう薬に走ってしまうことが本当に怖いと思うと同時に
「もっとまともな生き方をすれば?」と思ってしまいます。
 
 
 
どうしてこんな危険を伴う薬に手を出してしまうのかというと
 
 
「栄養バランスを考えた料理を作るなんて面倒くさい」
「そもそも料理なんてできないし、やりたくないし」
「毎日運動するなんて面倒だし絶対ムリ」
「苦労も努力もしないで楽して痩せたい」
 
 
こういう気持ちがあるからです。
 
 
 
そういう人に必要なのはダイエットする事ではなく
人としてもっとまともな生き方をする事だと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 

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