ムツゴロウこと、作家の畑正憲さん死去。ご冥福をお祈りします。 | 心と体を健康にするダイエット法

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いつもありがとうございます。
ハッピーダイエットライフの船田です。
 
作家の畑正憲さんが死去しました。
 
私は中学生の時から彼のエッセイが好きで読んでいたので、大変残念だと思います。
 
しかしもういい年ですし、彼の生き様は本で少し知っていますので、よく87歳まで長生きできたなと、逆に驚いてもいます。
 
彼は小説も書きましたし、テレビでも動物王国で人気がありましたが、私は食事や動物や釣りに関するエッセイが好きでした。
 
20代のころにエッセイはほぼ全部読んだのですが、その後結婚を機にすべて処分したのですが、自分が50代になって、また読みたくなって何冊か通販で古本を購入しましたね。
 
新刊はもう書店にないし、絶版だから、古本を買うしかないのですが、初めて読んでから30年たって、再度読んでも、やはり面白くて、心が通っていて、魂に訴える文章です。
 
私みたいに食生活を仕事にしている人間には、昭和40年代の北海道の自然や食生活を知ることができる貴重な資料でもあります。
 
特にお気に入りは、下の写真にもありますが、「ムツゴロウの無人島記」ですね。昭和40年代の北海道の無人島で家族だけで暮らすという破天荒な生き方にしびれます。
 
ちなみに、下の写真にある「命に恋して」はブックオフで見つけて購入したのですが、意外なことに、学研で会社員をしていたムツゴロウさんが、どうして作家になったのか書いてありました。
 
私も数々のエッセイを読んでもいまひとつわからなかったことが、偶然ブックオフで買った本に書いてあるとは驚きです。
 
本のタイトル以上に読み応えのある内容でした。
彼の本はほぼ絶版ですが、興味のある方は今のうちに古本を探した方がいいかもしれませんね。
 
 
畑正憲さん、
本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。
 
ご冥福をお祈りいたします。
 
 

 

  

写真多数。


「ムツゴロウ」こと作家の畑正憲(はた・まさのり)さんが4月5日、心筋梗塞のため死去した。87歳。福岡県出身。北海道の自宅で倒れ、搬送先の同中標津町の病院で死去した。葬儀は親族で行う。喪主は妻純子(じゅんこ)さん。
 
 【写真】畑正憲のムツゴロウ共和国でのスナップ写真 撮影=1978年7月12日 
 
近年は入退院を繰り返し、自宅療養中だったという。 ムツゴロウ動物王国の公式HPによると、畑さんは1935年4月17日福岡市生まれで、54年に東京大学入学 。68年に学習研究社映画局を退社し、本格的な著作活動に入った。
 
71年に北海道厚岸郡の無人島に熊や馬を連れて移住。翌年、浜中町に移って「動物王国」を建国した。
 
77年に「第25回菊池寛賞」を受賞。著書は「畑正憲作品集」「ムツゴロウの青春記」「ムツゴロウの動物交際術」など多数ある。 
 
大人気となったテレビシリーズ「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」は80年にスタート。北海道で動物王国を作った畑正憲氏と動物との交流をドキュメント風に追った番組で、2001年3月まで20年間シリーズが放送され、30%を超える視聴率を記録するなど人気を博した。
 
 たとえ、ライオンに指をかまれても動物を責めることなく、「ようし、よし」とスキンシップを図って距離を縮めていった。ほほえましい愛情表現でお茶の間の人気も急上昇した。
 
動物と触れ合う様子をパロディーにする番組やモノマネするお笑い芸人や多数出現し「ムツゴロウさん」の名前はさらに幅広い世代に広まった。 
 
動物文学の発展などの功績が認められ、菊池寛賞を受賞。1986年、大ヒット映画「子猫物語」の監督も務めた。