はだしのゲン問題について思うこと | pissin' against the wind

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はだしのゲンの閲覧制限が問題視されて、結局撤回されました。

連日のように是非を論じる報道がされて、キャスター・コメンテーターは

ほぼ「制限するのはおかしい」というスタンスでした。

曰く、「過激な表現はあるが、それを補って余りある教育的価値がある」云々。


σ(・ε・)が小学生のときは、「よくあんな気持悪いもの読めるな・・・」と、

まったく読みませんでした。

原爆で焼けただれた人の絵が怖くて気持悪いと思ってました。

しかし、その後なんのきっかけがあったか覚えていませんが、

すみからすみまで全部読みました。


同級生から勧められたとか、教師に読まされたとかではなくて、

怖いものみたさからはじまって、次第に内容に惹かれていったのでしょう。

正直いって「おどれクソ森、しごうしたるけん」「ち○こを砂ムゲにしてやる」などの

過激な広島弁とかお下品な言葉を面白がったり、

ムスビ(ゲンのお友達)がヒロポン(覚せい剤)中毒になっちゃうとか、

少年ジャンプに連載していたと思えない内容に、驚きつつ引き込まれました。

面白がらせつつ、原爆・戦争の悲惨さを伝えてくれたんだから

作者の意図が実を結んでいると思います。


しかし、小学生時代にすみずみまで読んだσ(・ε・)ですが、

自分の子供はいないから、愛する姪っ子ちゃんたちに読ませたいかといったら

読ませたくありません。

なぜなら刺激強すぎるからです。

少なくとも、どうしても読みたい!!と本人が希望して、

高学年になってからなら、読ませてもいいかなあと思います。


閲覧制限をしろと主張した方々は、天皇を糾弾する描写が許せないとか、

日本軍の残虐性が過剰に表現されているとか、

左翼的思想に偏っている、なんて意図から制限を主張したのでしょう。

σ(・ε・)はそういうのはどうでもよくて、

低学年に読ませても怖がらせるだけで意味がないと思うからです。

トラウマのようになって二度と読まなくなるでしょう。

だから閲覧制限はすべきだと思います。


有識者と言われるお歴々や、テレビのコメンテーターは

「はだしのゲンは素晴らしい。ぜひ読むべきだ」と口をそろえていいますが、

本当に読んでいるのか、かなり疑わしいです。

もしも小2の子供が毎日のようにはだしのゲンを読んでいたら、

親は「やばい、ちょっとおかしい・・・」と思うのが普通ではないでしょうか。


σ(・ε・)は自分が読んだからこそ、自由に読めなくていいんじゃないかと思います。

ましてや、教師が読ませるなんてもってのほか。

児童虐待レベルのトラウマを背負わせることになりかねません。

子供が戦争や原爆の悲惨さを受け止められるまで成長したら、

きっと自らはだしのゲンを手に取ってくれます。

そういう意識の高い子供だけ読めばいいのであって、

勝手に押し付けたら戦争について目をふさぐ子供が増えるだけです。

それが1番作者や被爆者にとっての悲劇でしょう。


絶対に読んでないだろうと思われる、

あまりにもきれいごとばっかり言うコメンテーターが多いので、

思わず記事にしたくなりました。