秋の土用に入りそろそろ秋も終盤
2022年10月23日は、二十四節気「霜降」です。
霜降の次の節気は立冬・・・
暦では冬が待ち構えています・・・早いものですね。
今日はそんな季節の変わり目の節気・霜降と
霜降の七十二候、今が旬の「銀杏(ぎんなん)」を紹介します。
二十四節気「霜降」とは
二十四節気・霜降とは
「露が冷気によって霜となって降り始めるころ」という意味。
この日から立冬までの間に吹く寒い北風が、木枯らしです。
風はだんだんと寒気を含み、寒さを感じますが
冬型の気圧配置が緩み、ぽかぽかと穏やかで暖かい日も多いです。
このように晩秋から初冬にかけて、まるで春のような暖かい陽気のことを
「小春日和」と呼びます。
この小春日和の使い方を、私は完全に間違っていて
つい最近まで、冬から春にかけてのぽかぽか陽気の日に使っていました
朝晩の気温がぐっと下がり始めます。
最低気温が10℃以下になると、山の木も紅葉が始まるのだそうです。
そんな景色を、温かいスープをふぅふぅしながら眺める季節も
もうすぐですね
霜降の七十二候
霜降の七十二候は、10月2日~27日が「霜始降(しもはじめてふる)」
文字通り、霜がはじめて降りる頃。
昔の人はこの時期の朝、野原や道が霜で真っ白になっていることから、
霜は雨や雪と同じく空から降ってくると思っていたのだそうです。
そのため、霜は「降る」といいます。
10月28日~11月1日は「霎時施(こさめときどきふる)」
ぱらぱらと通り雨のように降ったかと思ったら、すぐに青空が顔を見せる。
そんな気まぐれな天気と共に、ひと雨ごとに秋が深まってゆきます
この雨は“動物や植物に冬が近づいていることを知らせる雨”とも言われています。
そして11月2日~11月7日が「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」
もみじや蔦が色づいてくる頃。紅葉にはまだ少し早いですが、
これから寒くなり、紅葉も一気に山を駆け下りてくるのでしょうね。
ちなみにイチョウ葉などが黄色くなってくるのは、
紅葉ではなく「黄葉(おうよう)」と呼ぶのだそうです
霜降の旬「銀杏(ぎんなん)」
霜降の頃に旬を迎える食べ物は、エリンギ・椎茸などのキノコ類
さつまいもや里芋、そして銀杏もこの時期旬の食べ物なんですね♪
そんな銀杏についてはこちら
炒った銀杏は塩を振っておつまみに最適
爪楊枝に刺して並べると、手も汚さず食べやすいですよね。
他にもガーリックパウダー・チリペッパー・オリーブオイル・粉チーズと和えれば
もっちりとした食感に辛味と香りのアクセントが楽しめる、
ワインにも合うおつまみになります
また素揚げした銀杏に醤油・マヨネーズ・七味唐辛子もおすすめの味付けです。
よくあたりめに添える組み合わせですが、銀杏にも合うんですよ
茶碗蒸しやあんかけ、炊き込みご飯にも、
ちょっと銀杏を入れるだけでぐっと本格的に。
特にしめじや舞茸など、きのこ類との相性は抜群です♪
レンジで加熱し、殻をむいた銀杏を10粒ほど用意し、
1cm角に切った鶏もも肉100g・しめじ・舞茸・エリンギなど、
お好きなきのこ類100gを適当に裂いたら
お米3合・醤油・みりん各大2~3と一緒に炊き込んで出来上がり♪
きのこも露地ものは今が旬です。
秋の香りの炊き込みご飯は、鶏肉以外にもホタテにも合いますので、
お好きな具でぜひ作ってみてくださいね♪
もう一つのブログのお知らせ
もうひとつブログを始めました。
いずれはこちらのブログからの引っ越しを考えてのことでしたが、
こちらのブログはスパイスを使った簡単な旬のレシピや、暦情報として残し、
今後、「楽食ライター兼、楽食料理人のSpice of Life」は
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今後スパイスの基礎知識に関しては「楽食ライター兼、楽食料理人のSpice of Life」か
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