ノー・マンズ・ランド

今年の年初以来、映画は結構観ましたが、まったくブログに書いていないので、
少しづつ感想をアップしていきたいと思います。


まずは 「ノーマンズランド」 です。

この映画は公開時にも映画館へ観に行きました。


上映時間は98分、主要な登場人物はそれほど多くなくシンプルな作品です。


映画賞については、


2001年カンヌ国際映画祭 脚本賞
2002年アカデミー賞 外国語映画賞
2002年ゴールデングローブ賞 外国語映画賞


を筆頭に、その他各国の映画賞を受賞しています。


ボスニアとセルビアの紛争を舞台にした映画ですが、非常に皮肉めいた映画です。
戦争映画でありながら、なんとなくユーモラスで、でも緊迫感も与えつつ、
そして、戦争というものの愚かさを一番訴えているようなストーリーが絶妙です。


東欧の紛争を舞台・題材にした映画は数多くありますが、個人的には

これらの映画には名作が多い気がします。

マイケル・ウィンターボトムの「ウェルカム・トゥ・サラエボ」、

エミール・クストリッツァの「アンダーグラウンド」とか。


映画だけではなく、今もまだ紛争が続いていることは、とても悲しいことですが、
こうした映画を通して、日本人なども戦争・紛争に関心を持つべきだと思います。


偶然、街で知り合いにあうことが続いた。


昨日は免許の更新をするために、警察署へ行ったのですが、

そこで会社の人に偶然出会った。


免許更新なんて、数年に一度で、しかも平日に行かないといけない訳で、

それなのに出会うというのは、かなりの偶然ではないかと。。


今日は、近くのスーパーへ向かう途中、最近に比較的近所に越してきた

会社の後輩に遭遇。


そんなに人が集まる地域でもないのに、出会ったというのも

かなりの偶然ではないかと。。


また明日もそんな偶然が続くのだろうか。。。

Priea(プリア) って知ってますか?

写真プリントからお届けまで、完全無料のネットプリントサービスです。

30枚1組の写真プリント(L判)が、月に2回まで利用出来るらしいです。

つまり1ヶ月で最大60枚の写真プリントを、タダで出来るというサービスです。


なんでタダなの?

という疑問を真っ先に思いつくと思いますが、答えは簡単。


スポンサー広告が、写真にプリントされるのです。

要は広告が入るから、タダでプリント出来るというわけです。


広告は、L判の写真の左下隅に小さく入るタイプと、

ハーフタイプで半分に大きく広告が入るタイプの2種類。



で、早速、試してみました。



注文から到着まで1週間ほど掛かるとのことでしたが、中2~3日で届きました。

プリントの具合も問題なさそうです。


広告のタイプは、ロゴタイプとハーフタイプが半々になっています。

ロゴタイプの方は、それほど広告ロゴは目立たないし、ちょっとプリントしてみる程度

ならば、そんなに気になりません。


ハーフタイプの方は、写真部分のサイズはL判の半分しかないので、

かなり広告が主張しています。

気になる人は、自分で広告部分だけ切りとってしまうのもいいかもしれません。



このサービスも始まったばかりなので、今後どうなっていくかわかりませんが、

しばらく様子を見ていきたいと思います。


http://priea.jp/

年初にアップして以来、久しぶりに更新。

なんとなく面倒になって、なんとなく 「まあいいか」 と思って、10ヶ月。

もう今年も年末。


また、頻繁にアップしていくことにしようかな。。。

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
レディ・キラーズ

コーエン兄弟の映画。

以前、ビッグ・リボウスキを観たときにも書きましたが、

コーエン兄弟の映画は好きで、ほとんど観ています(たぶん)。

この映画も以前から観たかったのですが、なかなか観る機会がなく

正月休みに観ようと思って借りてきました。


主役はトム・ハンクス。

コーエン兄弟の映画とトム・ハンクスってどうかな?、と

思っていたんですが、悪くなかったです。


ストーリーは、トム扮する男がカジノの金を強奪する話です。

そのために、バンドの練習をするといって、

近くに住むお婆さんの住む家の地下室を借ります。

もちろん、カジノまで穴を掘ってたどり着き、金を盗むために。

楽団に扮した性格の異なる強奪メンバーが、その地下室から

カジノまで穴を掘って、カジノの金を見事盗み取ります。


痛快なのはその後。

予想していなかった終わり方をします。

これがまた痛快、そしてなんとなく爽やか。

ちょっと出来すぎな感じもしますが。。。



新年ももう4日。

少し遅めの今年初アップで、およそ一ヶ月ぶり。

今年もまた、いろんなことが起こりそうな予感。

まあ、何はともあれ、何事も無く平穏に暮らすことが出来れば

それ以上は望みません。


今年もよろしくお願い致します。



バンダイビジュアル
スチームボーイ 通常版

「童夢」「AKIRA」で大友克洋を知り、それ以来大ファンになった。

数年前から、彼が映画を製作していることも知っていた。


背景とか細部まで緻密に描かれた背景、歯車の動きまで精密に

描かれたメカなどは、確かに素晴らしかった。

さすが大友克洋。

映像に関しては間違いなくアニメ映画のトップレベル。


ただ、脚本はもう少し何とかして欲しかった。

ラピュタみたいな設定、ストーリー。

それぞれのキャラクター設定も薄っぺらい。

主人公のレイ、ヒロインのスカーレットにも魅力を感じない。

声に違和感があるキャラクターもいた。


製作に9年もかけてこれでは、どうしようもない。

9年前の作品だったら、まだ良かったかもしれない。


ジェネオン エンタテインメント
マッハ ! プレミアム・エディション

公開当時のCMが印象に残っていて、主役のトニー・ジャーが

どんなに凄いのかと思い観てみましたが、これが意外と凄かった。

ジャッキー・チェンばりのアクションは、ジャッキーに引けをとらず、

ストーリーもこれまた意外と面白かった。

最後のクレジットでNGシーンを流すのも、ジャッキーの映画と同じ。

トニー・ジャーは、今後意外と期待できるかも。


最近、マッハの続編ぽい映画のCMをやっているが、タイトルが

七人のマッハ!!!!!!!

トニー・ジャーみたいなのが7人も出てくるのか?

でも、トニー・ジャーは出演していないみたい。

タイには凄いやつらがまだまだいっぱいいるってことなのか・・


東北新社
ロスト・イン・トランスレーション

日本を舞台にした映画は、中途半端な日本を描いていることが

多いのですが、この映画はリアルな現代日本を再現していました。


HIROMIX、藤原ヒロシなど、業界人も多数出演しています。

出演というよりかは、エキストラといった感じですが。。


通訳の仕事を皮肉ったような場面があったが、これがとても

リアルな感じがした。

通訳が適当なことを言っていても、通訳を介して話している

二人にはそれはわからない。

おもしろいシーンだった。


この映画の中で登場するホテル、パークハイアット東京。

これがまた良い感じ。

高層階からの東京の眺め、プール、バーなど、雰囲気がいい。


初めに、東京をリアルに、、と書いたが、タクシーの移動シーンなどを

良く見ていると、おかしなところもある。

新宿からタクシーに乗って、角を曲がったと思ったら、

そこは渋谷だったり。


きっとこの映画にとって、そんなことはどうでもいいことで

「東京の雰囲気」を描くことが出来ていればいいのかもしれない。


ポニーキャニオン
インファナル・アフェア III 終極無間

半年ほど前に観たインファナル・アフェア(最初のやつ)が

意外とおもしろかったので、Ⅲを借りてきて観た。

Ⅱは過去の話で、トニー・レオンやアンディ・ラウの役は

別の俳優が演じている、という単純な理由で観ていません。


それでいきなりⅢを観たわけですが、過去の話と現在の話が交互に

出てきたりするわけで、途中ついていけないところもありました。

一度観ただけではわからないところが多すぎるので、

もう一度1から見直したほうがいいかもしれません。