ディズ●ーランドで、
いい写真を撮りたいがために無茶なことをする人たちのせいで、シンデレラ城にギザギザついたり、撮影スポットだった場所が様変わりしているらしい。
女の子らしく、いい写真がたっぷり撮れるロケーション。
モデルを気取るにはもってこいの場所だが、そのために高い入園料を払っているのかと思うと羨ましさすら覚える。
わたしが去年訪れた時も、城の前で寝転んで自撮ったり、踊ったりしてる人たちが複数人いた。
パジャマでぬいぐるみ抱いて、今にも床着きそうな格好で行って見たり、それでいてアクティブに高所によじ登ったりと、SNSを取り巻く写真事情はその華やかな見た目からは想像もできないほど過酷な物である。
これはディ●ズニーの話ではなかったかもだが、
パーク内で販売されているソフトクリームを、写真のためだけに購入し、ほとんど食べずにゴミ箱行きにするというリッチな人が続出しているらしい。
また、撮影中にカメラの前を横切ろうものなら舌打ちされ、自分たちの正当性を主張してくるとか。
(これは一応それが迷惑行為だとわかっていて、できるだけちゃっちゃと撮り終わり被害を最小限にしなければいけない焦りからくるものかも知れないが)
以前からほんとに何回も何回も言うてるけど、
写真のために必死になる人達は、他の人たちの色んなものを奪っている。
時間、楽しみ、自由。などなど。
例をあげれば、招待された披露宴に出向き、高砂の新郎新婦と一緒に記念撮影☆となった時も、奴らはここぞとばかりにご立派な一眼やら携帯やらを「私のでも撮ってください」「私のも!」次々と式場スタッフに手渡す。
それら全ての機器で、同じメンバー、同じアングルの写真を、何度も何回も撮り続けなければいけないスタッフには心から同情する。
LINEなりメールなりで、1枚を共有すればいいじゃないか。
それぞれの機器で写真を撮り終えれば、共有は無しでいいのかと言えばそうは行かず、撮影終了後には「送って〜」「私にも送って〜」の声が飛び交う。
おそらく、同じアングル、同じメンバーの写真を複数枚手に入れ、「私が」1番写りのいい写真を自分のSNSにアップするため、それだけのためのこの一手間がアイラブユー。
新郎新婦と写真を撮りたくて後ろに並んでいる、その他参列者にも。
そして、披露宴時間が押して焦っているであろう司会者にも。
本当に心から同情する。
そりゃあ誰だって、
オシャレにかわいく撮れた写真が撮りたいさ。
だけどさ。結婚披露宴は正式な場だぜ?
招待客は内輪だけじゃない、親族はもちろん、相手の会社関係も、知らない人達も、新郎新婦のお祝いのために集まって来る。
その場で「自分だけのために」「SNSの見栄えのために」身勝手な振る舞いをするのは、いい大人の所作とは言い難い。
友人は、あなたたちだけではない。
むしろ、新郎新婦には「ゲストをきちんとおもてなしする」役目があるのだ。それを身内で邪魔してはいけない。
友達なら察してあげてくれ。
披露宴が押して、帰れないゲストがいたり、新郎新婦にお祝いを言いたかったのに高砂にたどり着けないゲストがいたり、するかも知れない。
今後の2人の世間的な評価がかかっているんだ。
どうか、できれば一台のカメラのデータを共有し、気持ちよく次にゆずってあげてほしいものだ。
京都に住んでいると、
ふいに後頭部を自撮り棒で殴りつけられたり、インカメラでのツーショット撮影のため急に立ち止まるアベックの背中に顔面から突っ込んだりと、色んな被害に遭う。
観光地なんだから仕方ないのだけど。
そりゃあ京都らしい雰囲気や、彼とラブラブな様子を発信したくもなるだろうけど。
頼むから、どうかこの街でも、地元の住人が、あなたがたがそうしているのと同じような日常を営んでいるんだ、って事を頭の片隅に入れておいてほしい。
京都の有名観光地、寺社仏閣などは自撮り棒禁止が定着。
たしかディズニ●も、自撮り棒とか三脚とかは禁止だよね。
確かにどこも写真を撮るには絶好のスポットだけど、もっと言えば、そんな人達にも観光やレジャーは支えられているのだけど、この層が迷惑行為を繰り広げる事によって、その他の人がお気に入りだったスポットから遠のいたり、お気に入りスポットの景観が損なわれて悲しんだり、しているのです。
こないだの帰り道、外人さんが石畳の上にペットボトルの伊右衛門をそ〜〜っと置いて、這いつくばって立派な一眼レフで必死に撮影していたのには笑ったけどw
画面の中の自分の顔やいいねの数を気にする前に、
ちょっと周りを気にしてください。