One vision of Queen


早速。ごきげんよう


あらすじ はご存知でしょうが、マレンゴの戦(オーストリア軍とフランス軍)を背景に、
トスカという女性の悲劇で、政治や戦に直接関係のない彼女や恋人は時代に翻弄された被害者なのです


恋人の画家は共和派の友人を匿ったため、ローマ警視総監スカルピアから拷問をうけます
ご想像通りこのスカルピアはトスカをモノにしたいため、意地悪です
トスカは肉体と引換えに彼を助ける交換条件をだします。逃がすこと。通行証をだすこと。
スカルピア曰く、ただし処刑のフリはする。
このときテーブルにあったナイフに気付き、トスカはスカルピアを刺してしまいます


数時間後、恋人の銃殺処刑が、、、

まだ誰もスカルピアを殺したのに気付いてないし
アナタは死んだフリをすればいいのよー、そしたらワタシタチ通行証を持って亡命よー



刑執行


倒れてる恋人に近寄ってみたら。ほんとに死んでる。実弾で。
トスカも聖アンジェロ城壁から飛び下り自決します




オーストリア軍が優勢になったりナポレオンが優勢になったり
中継をみている気がします

昨夜のローマ教皇の前に立つ王妃マリア・カロリーナTe Deumは、一幕目の最後です
古臭い旧体制の束の間の勝利で、大革命のなかで今にも消えそうな灯火だったので刹那にぐっときました
(わたしゃハプスブルク家好きだし)
舞台も完成度が高かったです


カーテンコール最後の最後の最後で出られた指揮者がI課長にそっくりで
イ○ーカチョー(ブラボー)って感じでした
楽しかったです


オペラは悲劇が多いし胸に残るのもわかるのですが、ハッピーエンドもたくさんあるとよいですよね




じゃーねー