肩の指圧 15年目で




先ほど書いた頭蓋仙骨ブリッジとは別に今日の授業ではもうひとついいことが。


15年前に南信州昼神温泉でマッサージ・デビューして肩を揉み揉み15年。

偶然だけど、新たな発見が。


今日はセン・イッタとピンカラなので、サイドポジションでの肩のほぐしはあくまでも頸椎の両側を通るエナジー・ラインを確保するためのものなので、それを意識して肩の僧帽筋への掌圧と指圧を今までとは違ったアプローチで試してみた。


今まで僧帽筋へは面に対して垂直圧をかけていたから、首の根元ではセンが僧帽筋で圧迫される方向で指圧されていた感じ。

もちろん、それでもセンは刺激を受けるわけだけど、首の根元の凝りが取り切れなかったり、時間がかかってちょっと皮膚が擦れたりしてたんだよね。


それが筋肉の面への垂直圧を脇に置いて、ハラからハラの方向で圧してみると、ひと圧しひと圧しどんどんゆるんでいく。ただ脱力するだけで。


自分のハラを相手のハラにただ預けるだけで、センの風の門が開いて行く。


この時、ちょっと四指の微妙な方向が大切なんだけど、これも肘を伸ばした状態での腕のちょっとした可動域の差で効果が変化する(中心が微妙に外れてしまう)から、今月やってたアヌブッダのアルーンOSHOヨガのエクササイズは本当に助けになったね。


アーサナで言うと猫のアーサナの両腕を後ろに挙げるバージョンとその後のサレンダーのバージョン。


これがとっても効果的だったと思う。

最初は上腕三頭筋の外側が痺れてめちゃ痛かったんだけど、これのおかげで楽にポジションがとれるようになったんだね。

ほんのちょっとの違いだったんだけど。


ありがとう! アヌブッダ



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