WARE HOUSE Garrison BELT
カラー : brown サイズ : SOLD
WARE HOUSE Garrison BELT
カラー : TAN サイズ : 30 , 32 (HOLD) , 34 , 36 定価 10,290円(税込み)
Garrison/守
要するにギャリソン・ベルトは、官給品(あるいは米軍の支給品)のベルトっていうことだと思います。それで鉄製のバックルの裏側にさりげなく海軍の象徴の錨マークが彫られているわけです。
いまから20年くらい前だったか、サープラス(米軍の余剰品)のギャリソン・ベルトを、(仙台で初めてタワレコが入っていた)いまはなき「shall」というファッションビルの某テナントで何回か買った憶えがあります。
もちろん、数年から十数年のタイムラグで放出されたものですから、ベトナム戦争以降のものでしたが、とても丈夫で、(サイズさえ合うなら)いまでももちろん、これからだって数十年は使えるシロモノでした。
大雑把な記憶ですが、ベルト本体の革の幅は3.5~3.8cm位で、厚みは3~3.5mmだったと思います。
バックルの支柱をベルト本体とジョイントする方法は、(年代設定による基本仕様が違うので、上の写真の様に丁寧な縫込みではなく)シングルかダブルのスナップボタンによるものでした。
そして1年も使い込んだものを、広げてみると腰のカタチに合わせて(見事に)弓形にラウンドしているのです。
ですから、ほとんど着用していることを意識することもないほどカラダに馴染んだものでした。
その後、各アパレルメーカーから次々とギャリソン・ベルト風のものがリリースされ、ウチでも扱っていた時期もありました。
ハッキリ覚えているのは、その後各社とも、バックルもベルト本体の革も、どんどん厚くなっていったということです。
革の厚さが5~5.5mm、幅も4.5cmなんていうのが、けっこう当たり前になっていたような気がします。自分で使ってみたこともありましたが・・何故かシックリこない。 やたら重いし、着けていて疲れる。 ・・などのイメージがあってやがて使わなくなってしまうパターンでした。
加えてバックルもあまり肉厚だとけっこうな重さになります。いったん着ければ、ほぼ一日中(ひとによっては毎日のように)締め続けるわけですから、意外と腰に疲れが蓄積されます。
もうお分かりだとは思いますが・・ステーキじゃあるまいし、単にぶ厚けりゃいい。グラム数があればいいっていうハナシじゃないんです。やはり何事も中庸ってことが肝要なんですね。
ちなみに(3枚目上の写真)バックルの支柱を支えるため折り返している、(革を)薄く削いだ部分の仕事も見逃せませんね。目につく表だけでなく裏側までキッチリとエッジを出すことで贅肉を落とし、強度と軽さを両立させた鉄製バックルは見た目にも美しい。
経験的に革の厚さは3.5mm~(MAXでも)4mmまでがベスト。幅は4cmまでだと思います(これ以上あると弓形になりずらいので)。例え、厚さでたった1mmの違いと思うかもしれませんが、厚さが4mmと5mmとでは馴染みやすさや重さなど着用感としては天地の差があると思います。
それから。
TANカラーの写真だけで十分伝わっているかと思いますが、渋なめしの革の質感もこれ以上のものは望むべくもないほど良質です。
WARE HOUSE Garrison BELT
* 実寸で革の幅は40mm、厚みは4mmです。
* W30 真ん中のピンホールが77cm、そこから2.5cm刻みにピンホールが前後2つありますので適用サイズは72cm、74.5cm、77cm(真ん中)、79.5cm、82cmまでになります。
* W32 真ん中のピンホールが82cm、そこから2.5cm刻みにピンホールが前後2つありますので適用サイズは77cm、79.5cm、82cm(真ん中)、84.5cm、87cmまでになります。
* W34 真ん中のピンホールが87cm、そこから2.5cm刻みにピンホールが前後2つありますので適用サイズは82cm、84.5cm、87cm(真ん中)、89.5cm、92cmまでになります。
* W36 真ん中のピンホールが92cm、そこから2.5cm刻みにピンホールが前後2つありますので適用サイズは87cm、89.5cm、92cm(真ん中)、94.5cm、97cmまでになります。
* 真ん中のピンホールを基準にサイズを選びがちですが、実際にはジーンズの上からベルトを通しますので、ご自分のウエストの数値+1インチ(約2~2.5cm)大きくなることを考慮してベルトのサイズ選ぶことをお勧めします。
例えば・・ジーンズのサイズがW30の方でしたら、ベルトのサイズはW32。
ジーンズのサイズがW32の方でしたら、ベルトのサイズはW34にというぐあいに。





