歯石取り30年のつぶやき

歯石取り30年のつぶやき

DH歴30年以上の現役おばちゃんDHです。

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この一ヶ月以上、何も書けなかった。


忙しかったこともあるが、胸の中にぽっかり穴が空いた様な感じだった。



整体にも何度か通い、体調は悪くはなかったけれど、虚しさが苦しさがまとわり付いていた。




原因は3月11日。



その日が近づくにつれて、特集番組が多くなっていく。



見ずにはいられない。


食い入るように見入っては、何度も涙を流した。




特に仮設住宅に入っている孤独な老人のドキュメントには、涙が出るというような悲しさではなく


言葉では表現出来ない悲しさと孤独に、胸が痛くなった。


寂しさを紛らわす為にお酒を飲んで、段々依存状態になっていく。


1人息子が会いに来て、その姿を見て何も言えない。


今一緒に居てあげられない現実に、父親に「酒を飲むな。」とは言えなかったのだろう。


老いた自分が生き残り、孫や子供を失って自分を責めて引きこもってしまった老人。


同じ地域の人と離れ離れになってしまった老人に、新しい関係をもつ気力を出せというのは酷な


ことだろう。



ボランティアの方々が色々努力をしている姿にも、ただただ頭が下がる。



1年経とうと、あの日から時間は止まっている人々が沢山いる。



合掌。

娘の専門学校の学費の振込案内が来た。


初年度170万、2年生150万。


たった2年間で320万円のお金が消えてゆく。


どんなに働いても、働いても、追いつく金額ではない。


なぜ、こんなに金額がかかるのか?


授業料も高いが設備維持の金額も高い。


高い機材を使って、照明やミキサーを勉強する。


楽器もガンガン本物で使わせてくれるので、防音設備も完璧。


でも、娘の舞台美術は、本館ではなく別棟で、寒々しいただ広いアトリエで製作するだけ。


就職率は100%と謳っているが、選ばなければの話で、希望が叶うとはいかない。


娘が一体何を目指しているのか。。。。。


ファッション、音楽、デザイナー、色々かじっているが、まだ本当に自分自身では模索中。


これから就活も始まるのに、髪の毛は金ではなく白いに近い銀か?


親の役目は学校卒業まで。


後は自力でやってもらう。


フリーターでも何でもいいから働いて、自立する。


自立。


自立だよ。


大体歯科医院の経営者はボンボンの息子。


親の代から続いている2代目が多い。


今の職場の院長もまさにそれだ。


お金の苦労もなく、親が築いてきた医院を引き継いできた。


しかし今の世の中、歯科医院は腐るほどあり、いい加減な事をやっていれば患者さんは

すぐに離れていく。


それでも金銭感覚はバブルの時期と同じ。


赤字でも平気でお金を湯水のごとく使っていく。


だから借金は膨大な金額となり、気が付いた時は億という単位になる。


普通のサラリーマンが借金をするのは、家や車を買ってのローン位で、それ以上は

返せないと諦めて我慢をする。


その我慢が出来ないのがボンボンなのだ。


銀行ローンも目一杯になった時点で、マチ金から借金するのはいい大人だったら考える。


それも考えない。


どうにかなると思う。


友人、同僚、借りれらる人からは返す当てがなくても、言葉巧みに借りる。


なぜ我慢出来ないのか?


なぜそんなに見栄を張るのか?


ボンボンは頭が悪いだけでなく、考える事は子供と同じ。


誰かが助けてくれる。


自分は間違っていない。


どうにかなる。


億のお金を誰が返してくれる?


いい加減気が付いて。


犠牲になるのは雇われている人達。


ついに、もう1人のドクターは辞める決心をした。


お金を踏み倒されたまま。


そんな職場にいる自分もどうかと思うが・・・・。