ヤフーブログの頃に作ったフジミ製「フィアット500」用にもドライバーフィギュアを作ってみました。

 

 

 

今回、3Dプリンターで印刷するのは上画像の向かって左のデータです。

因みに右側は前作パルサーEXAに使用した物です。

角度調整は必須と思われるので腕は別部品としました。

また、同じ頭部では面白くない気がしたので、同じく「キャンパスフレンドセットⅡ」からですが、人形Bの頭部のスキャンデータと変更しました。

 

 
 

前作のパルサーEXAと違ってバスタブ式の内装なので作業はらくでした。

ただし、座面が前後に長すぎるので脛の方を削る必要がありました。

また、ペダルに足が当るので脛を短縮する必要がありました。

上写真では腕の接着位置を決めている場面でして、腕と胴は真鍮線で繋いでいます。

この後に腕と胴の隙間に瞬間接着剤を流し込んで固定しました。

 

塗装中の写真です。肌色のみMRカラーのエアブラシ塗装で髪と服はタミヤエナメル

を筆塗りしました。

白目はMRカラーを面相筆で塗りました。

とりあえず、この状態でラッカー系クリアーでトップコートしました。

前回のパルサーEXAでは白目をタミヤエナメルで塗ったのですが、その後の作業中に一部が剥がれてしまったので、今回はラッカー系を使う事にしました。

 

今回、黒目はタミヤエナメルを爪楊枝で塗りました。

そこでまたクリアーコートしてアイラインと眉に進みました。

前作同様、油絵具とタミヤエナメルを混ぜた色を爪楊枝で塗りました。

一発で綺麗には塗れないので、エナメルシンナーを染み込ませた面倒筆や爪楊枝で修正して仕上げました。

鵬紅と唇は薄めたタミヤエナメルのフラットレッドをチョンチョンと置いてやりました。

当初は唇をクッキリ塗ってみようとしたのですが、どうにも上手く出来ないので何時ものやり方に戻しました。

最後に艶消しクリアーでトップコートして終了です。

 

内装に接着します。

最初にシートと下半身を接着。

そして半乾きの間に仮組して位置を調整します。

接着剤が固まったら、シートを内装に接着、そして上半身を下半身に接着します。

接着剤は木工用ボンドを使用。

上写真の時は、まだ固まっていないので腰に白い物が見えます。

固まると透明になります。

 

別角度からも。

ダッシュボードがイマイチです。

でも今は手直しする気がしないので、このまま組み立てます。

 

内装を入れたら完成です。

オープンカーのようにハッキリとは見えませんが乗っている事は確実に分かります。

 

あんまり意味が無い気もしますが、せっかくの機会ですからくるっと一周撮影します。

 

この記事では人形が主役なのですが、角度によってはライトを当てるのが難しいです。

 

人形に光が当たるように照明を下げると側面の反射がきつすぎて逆光になってしまいます。

 

 

 

 

 

まあ、これでフィアット500も本当の完成となりました。

カローラレビンと33スカイラインGTRにもドライバーフィギュアを乗せたいのですが、少し飽きた気もしますね。

次に何を作るか思案中です。

 

今日はここまで。