アオシマ製のAE86型カローラレビンの続きです。 

 

次は内装を作る事にしました。

上写真のように組む前に塗っておきます。

AE86の内装は茶色のイメージがあるのですが、今回作っている後期型は黒とグレーになります。

黒色には、使いどころが無くて困っていた水性ホビーカラーのつや消しブラックをエアブラシで吹き付けました。

やっぱり塗膜は弱いですね。

 

インパネ周りが真っ黒では面白くないので、適当に色さししておきました。

 

内装を組み立てました。

何と言うか壁面は溶剤系接着剤で箱組みしました。

本当は木工用ボンドで組みたかったのですが、パーツに少し曲がりが在り力ずくの接着が必要だったからです。

シート、レバー、ハンドル等は木工用ボンドを使用しました。

 

せっかく天井を開けたのだから、サイドウィンドーも開けた状態にする事にします。

上写真のようにエッチングソーでカットしました。

 

内装を組込み、小物類を接着してデカールを貼りました。

窓部分以外のデカールは、ラッカー系クリアーを部分的に吹き付けて、トップコートしてあります。

エンジンルームが手つかずですが、外観的には完成ですね。

 

そうそう、タイヤが大きく見える原因が分かりました。

測ってみたところ、ホイールサイズが16インチ相当になっていました。

形状的には純正オプションの14インチホイールなのですが、デザインそのままで大径化されているんですね。

ちなみに、タイヤの外径は正しいようです。

格好良くアレンジしたつもりなんでしょうけど、ボディ形状が完璧なだけに違和感があります。

 

プロポーションの再現は素晴らしい。

 

マフラーはメッキ部品でした。

塗るのが面倒くさかったので、ゲート跡にはメタルックを貼って無塗装で取り付けました。

純正マフラーはこんなにピカピカしてないと思います。

 

ナンバープレートは、付属のアルミ板プレス部品です。

縁の膨らみが再現されていて実感的と思います。

 

ミラー面は銀を塗っただけ。

イマイチです。

 

庭で撮影したので、木や家が窓に写りこんでいます。

 

天井が見える角度から撮影。

私事ですが、ここ一年位はオープンカー以外は全く興味が無くなっています。

実車でやろうと妄想した事を模型で試しています。

前作の「パルサーEXA」では、完全に屋根を取り去った改造オープンカーを作ったのですが、あの方式は実現のハードルが高すぎます。

何故なら、一般的な乗用車は屋根のある形で全体の強度を確保できるように設計されているので、もしも屋根を取り去ればヨレヨレになってしまいます。

そこで、屋根の強度が何処で確保されているのかを考えて、あまり影響の無い部分を開けたのが今回の作品です。

天井で強度のあるのは縁の部分だけですので、中央部をくり抜いても全体的な強度は殆ど変わらないハズです。

実際、天井をくり抜いて、サンルーフやキャンパストップを付ける改造は、申請しなくても車検を通過できます。

 

トップを外してみました。

乗っている人はオープンカー気分を味わえると思うが格好は良くないと思う。

 

別角度から。

 

今回は特大サイズのサンルーフを再現したのですが、現実にあるような普通サイズの方が格好良いかもしれません。

 

次はエンジンを作ろうと思います。

エンジンルームは、当初はボディ色を白にする予定だったので、筆塗りで白く塗ったのですが、赤ボディにしたので、またもや筆塗りで赤く塗りました。

ラッカー系を塗り重ねたので下地色が溶け出してきて難しかったです。

 

今日はここまで。