社会人は厳しい! 息子の溜息 | インドネシア ジェイピープル 編集長ハル

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※長文になりました。興味のない人はスルーして!

この4月社会人になった息子(東京勤務、親は大阪)とLINE通話しました。

6月まで研修でそれ以降に配属が決まるそうです。さて研修内容ですが…

昔は新聞社に入社が決まれば、研修として新聞勧誘員をやらされたという話を聞いたことがあります。NHKに入社が決まれば、最初の研修はNHK視聴料の集金人をやらせれると聞いたことがあります。※実際はどうなのでしょう。

どの企業でも最初は(特に営業職は)非常に厳しい研修をやらされるようです。でないと実際に営業でたら、どんなシーンに遭遇するかわかりませんしね。それに厳しい営業を耐えたら(覚えたら)たいていの仕事は乗り越えられそうです。

さて息子の研修は、某大手企業から請け負ったコールセンターでのセールストークでした。その企業から顧客名簿を渡され、手当たり次第に電話し、新規お得物件を案内していくというもの。案内だけではなく契約させなければいけません。

相手先が丁寧に断ってくれる人なら問題ないのですが、「忙しいのに営業電話なんかかけてくんな!」は、まだマシな方で、中には「死ね!」とか言ってくる人もいるそうなんです。

でもね。ハルの場合、こんな電話を受けたら(まず滅多に知らない電話番号なら取りませんけど)、話が長くなりそうなセールスの話の腰を折って
「それって契約したら得になるやつですよね」
「そうなんです!」
「だったらいいです。それでは!ガチャ」で終わります。

息子は「人嫌いになりそう…」と溜息交じりに話します。

それから息子と同期の新入社員が全部で六名。そのうちの一人が体調が悪いと言って会社に来なくなった。

彼女はもうダメかも…と思っていたら、案の定退職の申し出がありました。流行りの退職代行などは使わず、直接会社にやってきて退職の意向を伝えたそうです。上司らは「ほとんど営業のない部署につけるから」と翻意を促しますが、彼女の意志は固く退職が決定したとか。

何が正解とは言えません。しかしノイローゼになるほどセンシティブであるなら、彼女の選択は正しかったかもしれない。

息子は「僕はとりあえず大丈夫。ホテルでアルバイトしていたときも、理不尽なお客さんが山ほどいたから」
大学2年の夏休み、箱根のホテルで住み込みのアルバイトをしていました。我儘で理不尽な客が山ほどいて、そのときは「日本人が嫌いになりそう」と感想を漏らしていたぐらいです。

それにしても人の罵声って心が折れますね。当然誰もが経験していることですが。


 

 

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