※長文になりました。興味のない人はスルーして
女房(在日10年のインドネシア人)の話です。10年前、息子が中学に上がる頃、日本に住みたいと言い出しました。
その理由を当時ジャカルタ仲間には
「息子に中学からは日本の教育を受けさせたい」
と言っておりました。私もそう言っておりました。
周りのみんなは「息子の将来を考える立派な母親だね」と女房を評価してくれます。
違うんです!
女房が日本に住みたいと言い出したのは、兄弟姉妹・近い親戚から逃げ出したかったんです。
その理由…金の無心が酷いから。義母が健康なうちは彼女が防波堤となって「娘夫婦に頼るな!」と言ってくれていたんですが、そのうち義母が呆けだすと、またまた無心が始まります。全兄弟姉妹ではありませんよ。わずか数名です。
その数名からことあるごとに無心があって、病気ぐらいだったらいいのですが、そのうち学費や交通費がない、毎日の食事にも事欠くとかあらゆる事情で無心してきます。こちらも鬼ではないので、融通してやることもあります。しかし弟に貸すと今度は妹が「弟には貸して、なぜ私に貸せないんだ」「・・・・・・」
さらに親戚のおばさんや従妹までも「昔あなたの学費を貸してってお兄さんから頼まれたんだけど、まだ返してもらっていない」って何年前の話?! それは女房にではなく兄貴に言えって。
で、もういい加減嫌になって「パパ、私、日本に住みたい!」
日本に住みたいのではなく、「インドネシアを離れたい」が日本に移住した理由です。
まあ、そのおかげで当方の息子も大学を卒業し無事今月就職できました。途中コロナがあって、金銭的には非常に苦労しましたが、それでも、もしそのままインドネシアに残っていれば、間違いなくインターナショナルスクールへ進んでいたので、大学どころか高校卒業までやばかった。
そんな意味では女房の家族・親戚にも感謝しないといけません。あなたたちのしつこい金の無心で息子が無事大学を卒業することができました。ありがとうございます。でも二度と無心には応じませんので。
--------------------------------------------------
インドネシアに興味のある人はこちら(↓)
インドネシアニュースやインドネシア在留邦人の
ブログを紹介しています。
-------------------------------------------------