息子の選択は正しかった テレビ界の未来 | インドネシア ジェイピープル 編集長ハル

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ハルの知り合いに関テレ(フジテレビ系列)のオーナーと滅茶つながりの強い人がいて、息子(当時中3か高1)も将来マスコミに進む可能性がないとは言えない…ので「テレビ局で仕事をするのもおもしろいと思うよ」と話を振ったところ

パワステで遊ぶ手を止めて「もうテレビはダメだと思うよ」(中3か高1ぐらいの息子談)


なぜならインドネシアで育った我が子は子供の頃からほとんど日本のテレビ放送を知らず、中1に日本へ戻ってからは、ネットフリックスやユーチューブばかりで、NHKや民放などまったく興味なし。「見たって意味わからないし、全然おもしろくない」(息子談)のがその理由です。

※テレビで見るのはすべてネット番組

 

今回、フジテレビは倒産に近い事業縮小に追い込まれるでしょう。こんなとき、いつも思うのは「泣くのはいつも末端のスタッフや弱小業者」…。「社長ほか役員は全員クビで総とっかえ」と言ったって、十分な貯蓄はあるだろうし、コネを利用して他所にいい待遇で迎えられる可能性もある。路頭に迷うことはないでしょう。迷う奴もいるかな。でも自業自得だし。

末端のスタッフだけでなく、出入り業者の弁当屋さんも衣装屋さんも皆さん泣きます。下請の番組制作会社スタッフも皆泣きます。実際に泣いてます。

さて、こんなことはフジテレビだけではないでしょう。日テレもテレ朝も、その他もろもろ闇が暴露されていけば、ますますテレビ業界が淘汰されていきます。

息子の選択はやはり正しかった。我々テレビ世代の年寄りはどうしても「腐ってもタイ」と思い、テレビ局を忖度込みの先入観で見てしまいがちですからね。

 

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