※長文になりました。興味のない人はスルーして!
北海道で45年ぶりに会った従妹(いとこ)のことを報告に実家へ。この従妹、一年ほど父の店(寿司屋)で働いていたのですが、進路を変更し北海道に移住します。およそ45年ほど前の話です。
さて、父に会う数日前、実家の弟に連絡
「この頃、オヤジの様子どう?」
「元気だよ。でも大ボケは酷くなってるから」
半年前ぐらいは「一時間前に言ったことを忘れている」だったので、今回はどうなのかな?
実家にて
「浩司に会ってきたよ」
「おお、そうか! 浩司は元気にやってるか」
「娘さんが二人いて、もう嫁いだよ。孫はまだ」
それで、北海道の写真を見せながら、これが奥さんで、これが現在彼が住んでいる家で、これが…と説明したあと、「おっちゃん、お元気ですか…」で始まる従妹のビデオメッセージを見せました。父は大いに相好を崩しながら
「浩司、いくつ(歳)になったんや」
「63歳だよ」
「俺も老けるはずや」と大笑い。
この間およそ15分。ここまではほのぼのとした心温まる普通の会話ですね。どこがボケてるの?と思われますが、しばらくして
「浩司、いくつ(歳)になったんや」と質問を繰り返します。
「63歳だよ」と応じれば
「俺も老けるはずや」と大笑い、で先ほどの会話が繰り返されました。
こちらもちょっと実験的に、同様な作業を繰り返し、再度ビデオメッセージを見せると
「浩司、いくつ(歳)になったんや」
「63歳だよ」
「俺も老けるはずや」と大笑い。
このパターンを4、5回繰り返してわかったことは『10分前の記憶がない』 半年前は1時間前だったのですけどね。
45年ぶりで従妹に会った話は、次回も繰り返し伝えていこうと思います。オヤジは本当に嬉しそうだったんです。「その話は前に聞いた」とは言わないでしょう。
「浩司、いくつ(歳)になったんや」
「63歳だよ」
「俺も老けるはずや」と大笑い。
の会話が繰り返されるはずです。何だか楽しい夢をずっと見ている感じかな。さんざん親不孝してきたので、いまの私にできる親孝行といえば、これぐらいです。※親孝行になってない?
※いとことツーショット
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