伝言ゲームなのだ(JPgolf店長ハル) | インドネシア ジェイピープル 編集長ハル

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※過去閲覧数の多かったエッセイを加筆修正して再掲載しています。

目の前に某メーカーのウッドが三本。これって何?

スタッフの話では

「買取査定で三本60万ルピア(一本20万ルピア)と伝えたのですが、お客様は『ハルさんに査定してもらって。高く付けてくれると思うから』とクラブを置いていかれました」

困るなあ。ハルが査定すると甘くなって、いつもスタッフに怒られるのだ。

そのクラブを見てみると、やはり一本20万ルピアが妥当と思う。ウェブで日本の中古ショップ買取価格をチェックしてみるとやはり2000円前後。

さてしばらくするとそのお客さんからメールがきて

「スタッフの方にクラブをお預けしたのですが、一本60万ルピアで買い取って頂けるのでしょうか」
「・・・・・・」

きゃあああ、話が変わってる!

これは思うにお客さんとスタッフのコミュニケーションが取れていなかったということだろう。

そのお客さんはけっしてインドネシア語が苦手ではない。それなのになぜこんなミスコミュニケーションが起きるかといえば…

以下は、多分にハルの推測です。

お客さんのイメージ「人気モデルなので価値がある」
スタッフのイメージ「数年前のモデルなので高値では買い取れない」

伝言ゲームなのだ。

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