9月11日、 「第13回 深水流舞踊の会」 が、
国立大劇場にて 催され、
私は 16時からの 夜の部に出演しました。
お昼すぎ、 国立劇場へ到着すると、
良いお席を確保しようと、 すでにお客様の長蛇の列が
劇場を ぐるっと取り囲んでいました。
私は 急いで準備にとりかかります。
顔師にお化粧を施していただき、
衣装の方に 舞台衣装を着せてもらいます。
最後、 床山さんに 髪を整えてもらいます。
髪型は びんをはった 江戸芸者のそれと違い、
びんは丸く 曲線をえがいて、 ながれたものです。
今回 私は 大和楽の 「祇園の月」 を舞うので、
紋付・袴模様の 青い着物です。
帯の結び方は 京都特有の 真四角の 「重箱」 です。
出番の直前まで 控室にて
踊りのお稽古をしております。
そろそろ、 出番です。
楽屋を出発。 私の のれん、 可愛らしいでしょう。
国立劇場内の神棚に
いざ、出番。
大和楽 『祇園の月』 を踊りました。
私の中では、 練習の方が 良く踊れたのですが、
皆さんからは、
「とても 美しかった!」、
「とても良かった!」、
「色っぽく きれいでした!」
「夫人は 西洋のダンスのイメージでしたが、
日本舞踊も似合ってますね!」と
おっしゃって下さいました。
お写真をお見せしたいのですが、
会場内は 写真撮影が禁止されてましたので、
専属カメラマンさんが撮影された お写真が到着するまで、
お待ち下さいませ。
そして、 舞台を終え、
国立劇場内のスタジオにて。
ポーズを決めて 記念撮影。
楽屋に戻り、 大勢の方々からいただきました
お花と記念撮影。
なんと、 出番を控えられた 玉三郎さんが、
私の楽屋に お越しいただきました。
品格のある うっとりする 美しさでした。
香水の香りにつつまれて おいででした。
玉三郎丈は、 長唄の 「四季の山姥」 を
お家元の 深水 美智雪(朝丘雪路)さんの楽屋に
お邪魔させていただきました。
白塗りのお化粧を 顔から首にかけて落とすのは、
結構 大変なことです。
シャワーを浴びて着替え、
そして、 皆様の待つ、 お食事会の会場へ到着。
会場は、「ARGO アルゴ」。
国立劇場のすぐそばで、 緑に囲まれた皇居を眼下に見渡せ、
後方に 丸の内の高層ビルが ズラリと並ぶ
東京で 最も美しい景色の、 フレンチ・レストランです。
ここは 素晴らしい 東京一の眺めだけではございません。
お料理も とても独創的で、 アーティスティック。
そして 何といっても 美味しいんです。
皆様も 是非 いらしてみて下さい。
舞台が終わったので、 ホッとして 皆様へご挨拶。
ARGOの店内の雰囲気も とても素敵ですよ。
見て下さい、 この本棚の壁。
浅草「亀十」の どら焼きの差し入れをいたきました。
最後は、 三本締めで。
皆様、 本当にありがとうございまいした。
翌日 私は 朝5時起きで 仕事のため、
大阪に発ちました。