扁平上皮癌だったから | 人生は『どうするよ!?』の連続 ~子宮頸がん1b1期~

人生は『どうするよ!?』の連続 ~子宮頸がん1b1期~

円錐切除術後、子宮頸がん 扁平上皮癌 1b1期と診断されました。
治療方法は
①広汎子宮全摘出術+リンパ郭清
②放射線治療
のどちらかを選択して下さい、とのこと…。

さぁ私…『どうするよ!?』


「もう放射線治療に決めてると思ってましたよ。」

主治医の診察日の第一声。

「ハイ、ごめんなさいショボ
だって痛そうやし、怖いんやもん…。」

円錐切除術して約2週間後に組織検査の結果(1b1期)が出て、
ガイドラインに沿った標準治療として、
①広汎子宮全摘出+リンパ郭清
②放射線治療
どっちにしますか?って聞かれてるのに、
術後7週経っても決めれないワタシ。

あ、でも、円錐切除後の出血がダラダラ続いてたので、治るのを待ってからしか次の手術はできないって主治医に言われてたから、のん気に構えてたってのもあるよ…。


その間、手術のことも色々調べました。
私の病状で、ほんまに広汎に内臓を切り取る必要があるのか?リンパそんなに危ないのか?って疑問が払拭できなくて。

円錐切除術で取りきれなかったら、再度円錐手術するってことを書いてる病院もあると知りました。

これだ!!朱色

と思って主治医に、
「先生~~、もう一回、グリグリッと円錐手術してくれません~?

・・・主治医には、
「1b1期と診断が降りてるから、それは出来ない」

と拒否られますたなくダー



日本の医療は手術の技術が高いから、標準治療として①を施行するのが“一般的”な流れなのかもしれないけど、それが私にとって最良とは限らない。
もちろん「命」を守るために、過去のデータから打ち出した結果の、現代医学では優先されるべき治療なんだと思う。
最近になって②も①と治療成績に相違がないとのことで、選択できるようになったのは患者にとっても有り難いことだ。

とはいえ、その二択すら決められない私みたいなんも居てるんやけどガクリ
「命」の心配より「QOL」を優先したいと思った私。
リスクを背負ってでも自分らしく、自分が納得できる生き方をしたい。


けれど…

これがもし、増殖が速い「腺癌」だったらサッサと諦めて、決めてたと思う。悩む間に悪化するならQOLとか言うてる場合じゃないし。
…ん?ちょっと矛盾してるか苦笑

でも私、「扁平上皮癌」だった。
悩む時間を与えられた。
ラッキーだったと思わなあかん。


そして、最大限このラッキーを活かして、
私はこの後もとことん悩むのだ。
それが、きっと、
私に与えられた課題なのだろう…